2024年04月07日
2024年04月07日
4/7 開幕節
開幕節で「負けなかった」U戦士達。
葉桜の頃、劇場が大地を揺らす。
遊びという、人類独自の営みを分析したヨハン・ホイジンガ 『ホモ・ルーデンズ』の一節である。
特に注視したいのは、「結果の不確実性」である。完結したものではなく、不確実なものに遊びの心掛けの本質が宿るという文脈は、今日のユーマーズ劇場の希望であり縁(よすが)である。
そうなのだ。これを書いているまさにこの瞬間にも、その不確実性はユーマーズを揺らし続ける。
3月の開幕節が雨ではなくグランドコンディションの不備で延期。
雨雲を蹴散らしてもグランドは「晴れていなかった」。
満を持しての開幕節が4月7日。しかし様々なアクシデントが暗雲となってユーマーズを覆う。前夜になっても連絡がつかない。そんなこともまた、ヨハン・ホイジンガに言わせれば「遊びの本質」なのだろう。
根岸選手、まさに開幕節でのデビューを飾る。海士町の戦士が、神戸に降り立ち、そしてユーマーズを揺らし続ける。
本拠地・上鳥羽グランドに奮い立つユーマーズ戦士。
待望の開幕節には、既にもう前夜から「開幕していた」のである。
だからだろうか。何があっても「柳の木は折れない」自信がついた。
揺れ続けるからこそ、根をはる。揺れ続けるからこそ、ユーマーズは「折れない」。そういうものなのだ。
開場に早々に到着はねぎやん。神戸から馳せ参じての見事な登場である。
鼻息荒く遅参したのが香川選手。曲がる道を間違えた。しかしこれは大きな活躍の伏線だった。
ユーマーズ、20周年を目前にしたセミ・イヤー、
ココに堂々の開幕を見たのである。
そしてこの開幕戦が、
まさに「ユーマーズ3.0」の始まりを告げていた。
第一試合
ギリギリチョップの引き分けで開幕
凄いぞU、開幕戦負けなかった(笑)
S 3200 5
U 0023 5
9根岸
8熊澤
6渡部
2稲葉
D香川
3上田
4盛本
7上杉
5弓指
1裕之
開幕投手は裕之投手。しかし初回2回とつかまった。
55歳オーバーで前からの投球が却ってキャッチャーの捕球を難しくした。パスボール、ワイルドピッチなどでピンチを作ってしまい、5失点。
しかし、ここからが劇場だった。
初回の攻撃、ねぎやんデビュー打席は惜しくもアウト、三者凡退に終わりやや停滞ムードがベンチを覆う。連打でチャンスを伺うも得点にならず2回までゼロ。
3回の攻撃、渡辺選手の豪快3ベースで2得点。しかしこの3点ビハインドは思った以上に遠く、やや絶望の空気が流れた…が。
ここで一発、柵越えの狼煙を上げたのが香川選手。破壊神の代名詞をそのままスタンドに轟かせた。
そして3連打でチャンスを作り、弓指選手の内野直で1得点。さああと1点で同点に追いつくところ、熊澤選手の意地のタイムリーで同点。
尚サヨナラのチャンスも四番稲葉選手惜しくも指し込まれゲームセット。
しかしこの流れを負けにしなかった功績は大きい。
開幕節で「負けなかった」のは本当に何年ぶりだろう。
この押せ押せが、2024年のユーマーズ劇場を席巻する。
第二試合
まさに「いつだって大逆転」劇を展開
逆転逃げ切って今季初勝利に手に汗握る
U 00015 6
N 01400 5
8熊澤
9根岸
6渡部
2稲葉
5香川
7上杉
3上田
D義弘→弓指
4盛本
1啓祐
ここで2試合目に参加できなかったはずの根岸選手、上田選手が、
「最後まで戦います!ここで引き下がっては男がすたる!!」
と言ったかどうかは知らないが、残留できたことでオーダーに厚みが出た。
しかし3回まで安打は出るも点数につながらずアップアップなユーマーズ。4回に上田選手のゴロの間にようやく得点を弾き出すも「代打オレ」弓指選手見事な三振で後続つながらず。
一報の啓祐投手軽快な、投球術で翻弄するも3回につかなり4失点。暗雲はいよいよ現実味を帯びてくる。
しかしである。ドラマは5回に潜んでいた。
盛本選手のゴロを弾いた野手、懸命に走ってセーフにすると、四球から根岸選手の値千金タイムリー3塁打で2点、渡部選手のゴロの間にもう1点、そこからの3連打で何と同点に追いついた。
2アウト満塁で弓指選手。3打席連続三振は長嶋茂雄も舌を巻く事態もゴロを打って相手のエラーを誘い決勝点。この1点を抱えて最終回の守備へ。
ここでも劇場は開花した。啓祐投手の失策で暗雲は再び渦を巻くも、セカンドライナーを取ってランナーを刺す軽快な併殺で盛本選手、試合を決めた。1点を守り切った。
苦しい戦いを制したユーマーズ、この軌跡はまさに、ユーマーズ劇場を地で行くスペクタクルロマンだ。
デビュー戦でダイビングキャッチを試みるなど記憶に残した根岸選手に、舌打ち止まらず快速も止まらなかった熊澤選手、ショートの守備で華麗に魅せた渡部選手、豪快アーチにサードの捕球で唸らせた香川選手。
四番で猛威を振るう稲葉選手に、劇場製造機・上杉選手の奇怪なハーフスイング「セーフ」の怪で審判をも惑わし、最終回の可憐な併殺でセカンドの牙城を守った盛本選手、そして最高齢を弾き返す義弘選手の惜しいゴロ性の当たりと、裕之投手・啓祐投手の見事な投球術が、開幕節を彩った。
こうやって劇場は、日々の細部に宿るのである。
「結果の不確実性」が、この劇場を生み出したのである。
ホイジンガの言葉は、ユーマーズによって証明された。
さあ、5月19日は1試合だけど完全燃焼する。
亀岡の地で、テーマソング「いつだって大逆転」を、謳歌せよ。
海士町から神戸、そしてユーマーズ劇場へ。根岸選手の鮮烈デビュー戦に沸いた。
最年長記録の更新に挑む義弘選手。技ではない、その心意気がユーマーズ劇場だ。
啓祐投手、試合前のヘルメット磨きに精が出る。打線が「錆びつかないように」錆取りを塗る徹底ぶり。圧巻。
今年も始まるFリーグ。改めて、宜しくお願い致します。
葉桜の頃、劇場が大地を揺らす。
冒険、チャンス、結果の不確実性、
そして緊張が遊びの心掛けの本質を形づくっている。
遊びという、人類独自の営みを分析したヨハン・ホイジンガ 『ホモ・ルーデンズ』の一節である。
特に注視したいのは、「結果の不確実性」である。完結したものではなく、不確実なものに遊びの心掛けの本質が宿るという文脈は、今日のユーマーズ劇場の希望であり縁(よすが)である。
そうなのだ。これを書いているまさにこの瞬間にも、その不確実性はユーマーズを揺らし続ける。
3月の開幕節が雨ではなくグランドコンディションの不備で延期。
雨雲を蹴散らしてもグランドは「晴れていなかった」。
満を持しての開幕節が4月7日。しかし様々なアクシデントが暗雲となってユーマーズを覆う。前夜になっても連絡がつかない。そんなこともまた、ヨハン・ホイジンガに言わせれば「遊びの本質」なのだろう。
根岸選手、まさに開幕節でのデビューを飾る。海士町の戦士が、神戸に降り立ち、そしてユーマーズを揺らし続ける。
本拠地・上鳥羽グランドに奮い立つユーマーズ戦士。
待望の開幕節には、既にもう前夜から「開幕していた」のである。
だからだろうか。何があっても「柳の木は折れない」自信がついた。
揺れ続けるからこそ、根をはる。揺れ続けるからこそ、ユーマーズは「折れない」。そういうものなのだ。
開場に早々に到着はねぎやん。神戸から馳せ参じての見事な登場である。
鼻息荒く遅参したのが香川選手。曲がる道を間違えた。しかしこれは大きな活躍の伏線だった。
ユーマーズ、20周年を目前にしたセミ・イヤー、
ココに堂々の開幕を見たのである。
そしてこの開幕戦が、
まさに「ユーマーズ3.0」の始まりを告げていた。
第一試合
ギリギリチョップの引き分けで開幕
凄いぞU、開幕戦負けなかった(笑)
S 3200 5
U 0023 5
9根岸
8熊澤
6渡部
2稲葉
D香川
3上田
4盛本
7上杉
5弓指
1裕之
開幕投手は裕之投手。しかし初回2回とつかまった。
55歳オーバーで前からの投球が却ってキャッチャーの捕球を難しくした。パスボール、ワイルドピッチなどでピンチを作ってしまい、5失点。
しかし、ここからが劇場だった。
初回の攻撃、ねぎやんデビュー打席は惜しくもアウト、三者凡退に終わりやや停滞ムードがベンチを覆う。連打でチャンスを伺うも得点にならず2回までゼロ。
3回の攻撃、渡辺選手の豪快3ベースで2得点。しかしこの3点ビハインドは思った以上に遠く、やや絶望の空気が流れた…が。
ここで一発、柵越えの狼煙を上げたのが香川選手。破壊神の代名詞をそのままスタンドに轟かせた。
そして3連打でチャンスを作り、弓指選手の内野直で1得点。さああと1点で同点に追いつくところ、熊澤選手の意地のタイムリーで同点。
尚サヨナラのチャンスも四番稲葉選手惜しくも指し込まれゲームセット。
しかしこの流れを負けにしなかった功績は大きい。
開幕節で「負けなかった」のは本当に何年ぶりだろう。
この押せ押せが、2024年のユーマーズ劇場を席巻する。
第二試合
まさに「いつだって大逆転」劇を展開
逆転逃げ切って今季初勝利に手に汗握る
U 00015 6
N 01400 5
8熊澤
9根岸
6渡部
2稲葉
5香川
7上杉
3上田
D義弘→弓指
4盛本
1啓祐
ここで2試合目に参加できなかったはずの根岸選手、上田選手が、
「最後まで戦います!ここで引き下がっては男がすたる!!」
と言ったかどうかは知らないが、残留できたことでオーダーに厚みが出た。
しかし3回まで安打は出るも点数につながらずアップアップなユーマーズ。4回に上田選手のゴロの間にようやく得点を弾き出すも「代打オレ」弓指選手見事な三振で後続つながらず。
一報の啓祐投手軽快な、投球術で翻弄するも3回につかなり4失点。暗雲はいよいよ現実味を帯びてくる。
しかしである。ドラマは5回に潜んでいた。
盛本選手のゴロを弾いた野手、懸命に走ってセーフにすると、四球から根岸選手の値千金タイムリー3塁打で2点、渡部選手のゴロの間にもう1点、そこからの3連打で何と同点に追いついた。
2アウト満塁で弓指選手。3打席連続三振は長嶋茂雄も舌を巻く事態もゴロを打って相手のエラーを誘い決勝点。この1点を抱えて最終回の守備へ。
ここでも劇場は開花した。啓祐投手の失策で暗雲は再び渦を巻くも、セカンドライナーを取ってランナーを刺す軽快な併殺で盛本選手、試合を決めた。1点を守り切った。
苦しい戦いを制したユーマーズ、この軌跡はまさに、ユーマーズ劇場を地で行くスペクタクルロマンだ。
デビュー戦でダイビングキャッチを試みるなど記憶に残した根岸選手に、舌打ち止まらず快速も止まらなかった熊澤選手、ショートの守備で華麗に魅せた渡部選手、豪快アーチにサードの捕球で唸らせた香川選手。
四番で猛威を振るう稲葉選手に、劇場製造機・上杉選手の奇怪なハーフスイング「セーフ」の怪で審判をも惑わし、最終回の可憐な併殺でセカンドの牙城を守った盛本選手、そして最高齢を弾き返す義弘選手の惜しいゴロ性の当たりと、裕之投手・啓祐投手の見事な投球術が、開幕節を彩った。
こうやって劇場は、日々の細部に宿るのである。
「結果の不確実性」が、この劇場を生み出したのである。
ホイジンガの言葉は、ユーマーズによって証明された。
さあ、5月19日は1試合だけど完全燃焼する。
亀岡の地で、テーマソング「いつだって大逆転」を、謳歌せよ。
海士町から神戸、そしてユーマーズ劇場へ。根岸選手の鮮烈デビュー戦に沸いた。
最年長記録の更新に挑む義弘選手。技ではない、その心意気がユーマーズ劇場だ。
啓祐投手、試合前のヘルメット磨きに精が出る。打線が「錆びつかないように」錆取りを塗る徹底ぶり。圧巻。
今年も始まるFリーグ。改めて、宜しくお願い致します。
2024年03月20日
3.24 開幕前夜
マスター(以下M):おっ、ご無沙汰。
U番記者(以下U):こっちこっち、足元気を付けて。
インターン女史(以下J):こんにちは。
M:こちらの方は?
U:うちの番記者に同行することになった芸術家なんすよ!
M:ゲイジュツカ?
J:アートを中心に、モノ書いたり表現したりしてます。
インターンシップ生としてお世話になることになりました。
こちらのBARもよくお聞きしてて…来れて嬉しいです。
M:へえ、じゃあ学生さん?
J:あ…。まあ、そんな感じですかね。はは。
M:…。
U:これがまたセンスいいんですよ!
ちょっとこれ描いてみてっていったら、もうあっという間に。
M:凄いねえ。俺はそういう芸術の世界と無縁だったから。
J:いえいえ、私もそんな大したことできません。
日常を切り抜いたり、
何気ないところを描くくらいですから。
U:でも、そこが、いいんですよ、ねー。
M:やめろ気持ち悪い。鼻の下伸びてるぞ。
ところで今週だろ?開幕戦。
何か動きあったのかよ。
U:…で、こうすると、ほら、見える。
こんな感じで当日暖かい感じを出したいなあって。
M:おい、聞いてるのかお前。
J:マスター話されてますよ。
U:え?あっ、ごめんなさいごめんなさい。
そうですよね、開幕戦。あっという間ですよね。
でも、24日は雨なんじゃないですかね。
M:祈ったらいいだろ。晴れ乞いの神だか何だかに。
いつもやってるじゃないか。
U:そんなこともやってましたねえ。
あ、ちょっとごめん、電話だ。
M:あいつ、何か別のことに夢中なのか?
J:ユーマーズ20周年企画が来年11月にあるそうなので、
どんなコンセプトにしようかと考えてるみたいで。
M:しかしあんたも物好きだな。
なんでアイツのもとでインターンシップなんか
やろうと思ったの?
J:何なんでしょうね、自分でも不思議です。
ここは「何もない」し、だけど、それが却って魅力でした。
しかも球団にインターンシップできるって、
こんな場所どこにもないんですよ。
そのうえ、「何だってできそう」と思ったんで。
何でもできる場で何ができるか、
敷かれていないレールを私が引けるって、
こんな歓びないなって。
それでちょっと顔出したら、もう入ってました。
U:あいつのやりそうな手口だな。
でも確かに、ユーマーズは、変な集団だからな。
J:24日の開幕戦は、選手層も厚いと聞きました。
ですが20周年を前に、どういうコンセプトで飛躍させるか、
その辺りは監督も頭抱えてるそうで。
M:こないだ監督来たんだよ、ここに。
J:え?そうなんですか?
M:20周年は確かにめでたい。感謝もしたい。
でも、あまり20年を振り返りたくはないそうだ。
J:珍しいですね。普通は誕生会みたいな感じで、
今までの歴史を紐解いたり、過去に触れますよね。
M:違うんだ。彼は未来を見たいんだ。
まだ見たことのない景色を眺めたいんだ。
未来に資するモノしか、「残さない」んだよアイツ。
そして、今ココにいるメンバーが大事なんだ。
もちろん、過去の先輩方への感謝はとてもしている。
それがなかったら今がない。それは噛み締めている。
だけど、先人のためにも、感謝に返すためにも、
繋ぐべきは未来だと。
だからアンタも、ちょっと変わってるけど、
そういうところを感じてもらえたら嬉しいかな。
俺が言うことじゃないけどね。
J:今年も「一日監督体験」とか「田んぼ第二弾」とか、
色々お考えみたいですよね。
M:よく知ってるね。そうなんだ。
実はまだまだ構想持ってるらしい。
そんなことしなくていいだろって言うんだけど、
「むしろ、これが大事だ。ゆくゆく必ず必要になる」
って聞かない。
J:あはっ、オモシロい。
マスターもそういうとこ、あるんですか?
M:何が?
J:そういう意固地なところと言うか、
引かない頑固さというか、
ちょっと子供っぽいところ。
M:さあ、どうだろうね。
J:夢を追えるって、良いですね。
そういうとこ、尊敬します。
私もこの先、ずっと青春を生きたいなって思うんです。
M:まだまだ学生さんだろ?前途洋々じゃないか。
J:え?…あ、はい。まあ、そうですね。
M:どうかした?
U:ちょっとちょっと!大変ですよ!
24日の開幕戦、事件ですよこれ!
J:誰からですかお電話。
U:カントクだよ。うわあ、これはちょっと。
M:何だよ、全然わかんねぇじゃねえか。
何があったんだよ。
U:ちょっと監督に会ってきます。
すまん、ちょっとまた連絡するわ。
M:おいおい!彼女置いていくなよ!
J:大丈夫です、いつも、ああなんです。
すみません、ビールもらえますか?
M:お?あ、OKもちろん。
でもインターンシップ中なんだろ?
J:これもインターンシップですから。
日々、劇場です。
M:お前さん、大物になるな。凄いな。
今年もユーマーズ、面白くなるぞ。
J:オモシロくしましょうね。
24日の開幕戦、楽しみです。
M:ただやっぱり、雨は心配だな。
J:降りませんよ、雨は。
もう、「そういうこと」になってますから。
M:何それ。
J:あ、ごめんなさい。
あとこれ、こんなのあるんですか?
M:そうだよ、BARなのに珍しいだろ?
J:お腹すいたし、じゃあ、これお願いします。
M:OK、日々劇場定食、一丁!
U番記者(以下U):こっちこっち、足元気を付けて。
インターン女史(以下J):こんにちは。
M:こちらの方は?
U:うちの番記者に同行することになった芸術家なんすよ!
M:ゲイジュツカ?
J:アートを中心に、モノ書いたり表現したりしてます。
インターンシップ生としてお世話になることになりました。
こちらのBARもよくお聞きしてて…来れて嬉しいです。
M:へえ、じゃあ学生さん?
J:あ…。まあ、そんな感じですかね。はは。
M:…。
U:これがまたセンスいいんですよ!
ちょっとこれ描いてみてっていったら、もうあっという間に。
M:凄いねえ。俺はそういう芸術の世界と無縁だったから。
J:いえいえ、私もそんな大したことできません。
日常を切り抜いたり、
何気ないところを描くくらいですから。
U:でも、そこが、いいんですよ、ねー。
M:やめろ気持ち悪い。鼻の下伸びてるぞ。
ところで今週だろ?開幕戦。
何か動きあったのかよ。
U:…で、こうすると、ほら、見える。
こんな感じで当日暖かい感じを出したいなあって。
M:おい、聞いてるのかお前。
J:マスター話されてますよ。
U:え?あっ、ごめんなさいごめんなさい。
そうですよね、開幕戦。あっという間ですよね。
でも、24日は雨なんじゃないですかね。
M:祈ったらいいだろ。晴れ乞いの神だか何だかに。
いつもやってるじゃないか。
U:そんなこともやってましたねえ。
あ、ちょっとごめん、電話だ。
M:あいつ、何か別のことに夢中なのか?
J:ユーマーズ20周年企画が来年11月にあるそうなので、
どんなコンセプトにしようかと考えてるみたいで。
M:しかしあんたも物好きだな。
なんでアイツのもとでインターンシップなんか
やろうと思ったの?
J:何なんでしょうね、自分でも不思議です。
ここは「何もない」し、だけど、それが却って魅力でした。
しかも球団にインターンシップできるって、
こんな場所どこにもないんですよ。
そのうえ、「何だってできそう」と思ったんで。
何でもできる場で何ができるか、
敷かれていないレールを私が引けるって、
こんな歓びないなって。
それでちょっと顔出したら、もう入ってました。
U:あいつのやりそうな手口だな。
でも確かに、ユーマーズは、変な集団だからな。
J:24日の開幕戦は、選手層も厚いと聞きました。
ですが20周年を前に、どういうコンセプトで飛躍させるか、
その辺りは監督も頭抱えてるそうで。
M:こないだ監督来たんだよ、ここに。
J:え?そうなんですか?
M:20周年は確かにめでたい。感謝もしたい。
でも、あまり20年を振り返りたくはないそうだ。
J:珍しいですね。普通は誕生会みたいな感じで、
今までの歴史を紐解いたり、過去に触れますよね。
M:違うんだ。彼は未来を見たいんだ。
まだ見たことのない景色を眺めたいんだ。
未来に資するモノしか、「残さない」んだよアイツ。
そして、今ココにいるメンバーが大事なんだ。
もちろん、過去の先輩方への感謝はとてもしている。
それがなかったら今がない。それは噛み締めている。
だけど、先人のためにも、感謝に返すためにも、
繋ぐべきは未来だと。
だからアンタも、ちょっと変わってるけど、
そういうところを感じてもらえたら嬉しいかな。
俺が言うことじゃないけどね。
J:今年も「一日監督体験」とか「田んぼ第二弾」とか、
色々お考えみたいですよね。
M:よく知ってるね。そうなんだ。
実はまだまだ構想持ってるらしい。
そんなことしなくていいだろって言うんだけど、
「むしろ、これが大事だ。ゆくゆく必ず必要になる」
って聞かない。
J:あはっ、オモシロい。
マスターもそういうとこ、あるんですか?
M:何が?
J:そういう意固地なところと言うか、
引かない頑固さというか、
ちょっと子供っぽいところ。
M:さあ、どうだろうね。
J:夢を追えるって、良いですね。
そういうとこ、尊敬します。
私もこの先、ずっと青春を生きたいなって思うんです。
M:まだまだ学生さんだろ?前途洋々じゃないか。
J:え?…あ、はい。まあ、そうですね。
M:どうかした?
U:ちょっとちょっと!大変ですよ!
24日の開幕戦、事件ですよこれ!
J:誰からですかお電話。
U:カントクだよ。うわあ、これはちょっと。
M:何だよ、全然わかんねぇじゃねえか。
何があったんだよ。
U:ちょっと監督に会ってきます。
すまん、ちょっとまた連絡するわ。
M:おいおい!彼女置いていくなよ!
J:大丈夫です、いつも、ああなんです。
すみません、ビールもらえますか?
M:お?あ、OKもちろん。
でもインターンシップ中なんだろ?
J:これもインターンシップですから。
日々、劇場です。
M:お前さん、大物になるな。凄いな。
今年もユーマーズ、面白くなるぞ。
J:オモシロくしましょうね。
24日の開幕戦、楽しみです。
M:ただやっぱり、雨は心配だな。
J:降りませんよ、雨は。
もう、「そういうこと」になってますから。
M:何それ。
J:あ、ごめんなさい。
あとこれ、こんなのあるんですか?
M:そうだよ、BARなのに珍しいだろ?
J:お腹すいたし、じゃあ、これお願いします。
M:OK、日々劇場定食、一丁!
2024年03月03日
2024年03月03日
3/3 横大路朝練開催
いつもお世話になりっぱなしの横大路。
今年はいよいよ、2019年ぶりの横大路クラブ加入で盛り上がること必定。
今日の朝練に、大学生の吉田健太選手が体験で参加、
野球ほぼ未経験ながらも懸命なプレーに沸いた。
稲葉兄弟、香川選手、渡部選手、下垣選手、モーリー、啓祐投手、弓指選手と、
朝練にしてユーマーズ9名揃えるという快挙。
そう、もう開幕戦まで「待てない」のだ。
ノックにトスに、そして7回までの練習試合で威嚇・横大路連合の胸を借り、
オープン戦としては十分な一日を過ごすことができた。
さあ、これで24日の月読が、俄然楽しみになってきた。
午後の打ち合わせでは京大硬式野球部の山本選手と合流、
今後のインターンシップおよびユーマーズ企画、方向性について意見をもらう。
20周年プロジェクトも4月から始動する、
そう、ユーマーズは今年も大暴れなのだ。
実に20名ほどが朝練で横大路グランドに集う。
福岡土産を配る香川選手。このココロ配り、さすがの一言だ。
今年はいよいよ、2019年ぶりの横大路クラブ加入で盛り上がること必定。
今日の朝練に、大学生の吉田健太選手が体験で参加、
野球ほぼ未経験ながらも懸命なプレーに沸いた。
稲葉兄弟、香川選手、渡部選手、下垣選手、モーリー、啓祐投手、弓指選手と、
朝練にしてユーマーズ9名揃えるという快挙。
そう、もう開幕戦まで「待てない」のだ。
ノックにトスに、そして7回までの練習試合で威嚇・横大路連合の胸を借り、
オープン戦としては十分な一日を過ごすことができた。
さあ、これで24日の月読が、俄然楽しみになってきた。
午後の打ち合わせでは京大硬式野球部の山本選手と合流、
今後のインターンシップおよびユーマーズ企画、方向性について意見をもらう。
20周年プロジェクトも4月から始動する、
そう、ユーマーズは今年も大暴れなのだ。
実に20名ほどが朝練で横大路グランドに集う。
福岡土産を配る香川選手。このココロ配り、さすがの一言だ。
2024年02月18日
2024年02月17日
2/17 リーグ新年会、下垣選手が女子MVPに!
本来は忘年会のはずが最終節が師走にずれ込み新年会に。
リーグ優勝を果たした新選組の表彰同じく実施された個人成績にて、
下垣選手が、ユーマーズ史上初の女子MVPに輝きました!
ショートのベスト9も総取りと思いましたが、
ユーマーズの総合MVPと、リーグの女子MVP、まさに
最強の2冠王です。
この波に乗って、今季大暴れは確約、
4度の準優勝から2度目の優勝に向けて驀進しましょう。
今季から横大路クラブさんが復活します、
より熱い戦いは必定。やりしかないです、ユーマーズ劇場。
女子MVPトロフィーを手にするがっきー。勿論、ビールを浴びるほど呑んでました。
…あえて何も言うまい(笑)。駆けつけてくれた尚輝選手、ありがとう!
リーグ優勝を果たした新選組の表彰同じく実施された個人成績にて、
下垣選手が、ユーマーズ史上初の女子MVPに輝きました!
ショートのベスト9も総取りと思いましたが、
ユーマーズの総合MVPと、リーグの女子MVP、まさに
最強の2冠王です。
この波に乗って、今季大暴れは確約、
4度の準優勝から2度目の優勝に向けて驀進しましょう。
今季から横大路クラブさんが復活します、
より熱い戦いは必定。やりしかないです、ユーマーズ劇場。
女子MVPトロフィーを手にするがっきー。勿論、ビールを浴びるほど呑んでました。
…あえて何も言うまい(笑)。駆けつけてくれた尚輝選手、ありがとう!
2024年01月28日
1/27新年会だ!
1/27新年会だ!
忘年会で決めた「新年会」を遂行だ。
今年はさらに、多彩なメンバーが参戦してくれた。
まずは新入団を決めた太神選手、背番号は24。
そしてGM(源泉マスターとも、ゲームマスターとも言われる)に就任した白川GM。
主に企画担当だ。ファシリもおてのもの、未確認生物(UMA)たちの調教師だ(笑)。
更に今日は急遽の特別ゲスト、京都大学硬式野球部の山本選手も駆けつけてくれた。
ユーマーズ戦士たちの稀有にして希少性の高い面々にやや面喰いながらも(笑)、
今後の交流に期待を持たせた。山本選手の公式戦には、ユーマーズが応援団になります。
ユーマーズ戦士は、レギュラーメンバー、
香川選手、下垣選手、盛本IS、弓指選手そして、
今日も和歌山から駆け付けてくれた福田選手が、美酒におぼれた。
2月上旬も、昨年10月に続いての三重入りが確定、
朝練にリーグ新年会、そして3月の開幕と目白押しだ。
19周年の今年、ますます劇場を厚くする!
新しい顔ぶれに刺激的な今日の面々。肝心のユーマーズ戦士はどこいった。
忘年会で決めた「新年会」を遂行だ。
今年はさらに、多彩なメンバーが参戦してくれた。
まずは新入団を決めた太神選手、背番号は24。
そしてGM(源泉マスターとも、ゲームマスターとも言われる)に就任した白川GM。
主に企画担当だ。ファシリもおてのもの、未確認生物(UMA)たちの調教師だ(笑)。
更に今日は急遽の特別ゲスト、京都大学硬式野球部の山本選手も駆けつけてくれた。
ユーマーズ戦士たちの稀有にして希少性の高い面々にやや面喰いながらも(笑)、
今後の交流に期待を持たせた。山本選手の公式戦には、ユーマーズが応援団になります。
ユーマーズ戦士は、レギュラーメンバー、
香川選手、下垣選手、盛本IS、弓指選手そして、
今日も和歌山から駆け付けてくれた福田選手が、美酒におぼれた。
2月上旬も、昨年10月に続いての三重入りが確定、
朝練にリーグ新年会、そして3月の開幕と目白押しだ。
19周年の今年、ますます劇場を厚くする!
新しい顔ぶれに刺激的な今日の面々。肝心のユーマーズ戦士はどこいった。