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2017年06月11日

6/11 第二節

前代未聞のデッドヒート、手に汗握る攻防の中、
改めて『ソフトの意義』を考える




ドイツの哲学科、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェは生前、

こんな言葉を遺しています。


『生きるべき「なぜ」を知っている者は、

 あらゆるすべての「いかに」に耐える』


そう、生きる目的が明確なものは、

どんな試練にも、どんな方法にも振り回されることなく、

「その目的に沿って」生きる。


ソフトボールの目的とは何か、

Fリーグの目的とは何かそして…


UMAsとは、何なのか。



結論から申し上げて「今日も負けなかった」UMAs、

冒頭からお祭り騒ぎの文章を期待したUMAs諸君、申し訳ない(笑)。


この問いが我々に擡(もた)げてきた意味とは何なのか。


私たちは今一度、考える必要があると思ったのでした。


「あれ、今日の試合球、どうしたかな」


そうだそうだ、今日は試合球を「忘れた」ことからスタートしたのだった…。


試合に戻します(笑)。


今日は、笑喜チーフカメラマンと、

初参戦となる、UMAs公認のチーフスコアラー・平尾選手も加わり、

夜勤明けの熱血戦士・稲葉選手、不世出のムードメーカー三木(ABE)選手、

そして人身事故にもめげず今日が正式入団初陣となる粟津選手と、

正に多種多彩のキャスティングでプレーボール。


開幕の勢いそのままに、なるか4連勝!



第一試合
冷汗かくも盤石の勝利
12名の総出演で3連勝!


N 0314 8
U 253- 10

戦評

先発は技巧派・啓祐投手。

左に右に、揺さぶる投法は味方選手もメロメロ。初回を零封、2回こそ捕まるも
結果的に3回を4失点に抑え上々のピッチング。

守っても目立ったエラーもなく、まさにチーム一丸となって攻防の調べを奏でていく。

そう、その打つ方もバクハツだ。

久々の一番・尾崎選手の2ラン、
和歌山からの遠征がもはやルーチン、渡部選手のソロアーチなど、

毎回得点でもって2桁の10点をもぎ取った。

最終回、抑えとして難しい局面でマウンドに立った伊藤投手、
やや制球に苦しむも、責任感の塊、ここは引き下がるわけにはいかない。

昇った龍は止められない、何とか凌いで堂々の3連勝。

チーム一丸となって掴んだ勝利、
微妙なプレーで試合が止まっても、それはそれとしてリズムを崩さない。

それは、「ソフトの「なぜ」を知っている」いや「知り始めた」、

UMAsのマインドが織り成した成果とも言える。


これで啓祐投手は、負けなしの2連勝!


勝利に感謝し、

さあ現在一位・UMAsの永遠のライバル?新撰組とのガチンコ勝負!


第二試合

もうこんな試合…またやりたい(笑)
惜しいドローも価値ある1点。互いに更に昇る。


U 4401 9
S 0252 9

Uの先発は、2試合目のみの限定登板となった裕之投手。
この試合のために駆け付ける、まさに「走る救世主」だ。

実は他にも、少し選手が「動いた」。

安田選手、荒木選手が帰宅、
一方で仕事を切り上げて舞い込んできたのが梅垣選手。

二人返っても、選手層は変わらぬのも、ありがたい。

先攻はUMAs、
澤選手の二塁打、尾崎選手・渡部選手揃っての二発目のアーチで初回から4得点、
続く二回も4得点、8対2で内心、勝利を思い込んでいた…。

そう、思い込んでいた…。

救世主が捕まったのは3回、急速に追い上げる新撰組の波がUを飲み込む。

その波に立ち遅れたか、後続の攻撃が湿り出してしまう。

4回に執念のタイムリーで3点差にするも、新撰組の撃ち方は止めない。


最終回、簡単に2アウトを取り、今度こそ抑えたと思ったのがまずかったか。

連打連打、ころがしてつなぐ徹底野球がUを襲い、遂に最終回、同点に追いつかれる。

肩で息をする裕之投手、しかし目は、死んでない。

2アウト満塁。守備陣も固くなる。


執念の投球が実ったか、最後はセカンドゴロを伊藤「投手」が堅実にさばき、

ドローで終演。


これでもかとドラマが舞い降りたこの一戦。

実に悔しい引き分けながらも、デッドヒートは互いの健全ファイトから生まれた。


知り尽くした者同士の成せる技なのか、

それとも単にレベルが拮抗していただけの話なのか。



違う、そうじゃない。

Fの理念に沿ったからだ。



この場で、このグランドで立てる喜びは、

チームメイト、そして対戦相手、そして横大路グランドという場、

そして何より、京都Fリーグという機会をおいて起こることのない世界。


土台を知り、理念から試合をする『ソフトの意義』を、

UMAsは「負けていない」今だからこそ、強く刻む必要がある。



そう思えばこそ、


「ほとんどすべての『いかに』に耐える」ことができる、

つよく、たのしく、たくましい『UMAsのソフト』ができるのだと、

沈む夕日に誓ったのでした(そんなに沈んでなかったけどね)。



次回は6月25日、出ました久々の、希望ヶ丘!

Uの希望を、滋賀にぶつけようじゃないか!


…みなさん、遠いからって、休まないでよ(笑)


6/11 第二節
悔しいドローでも、Uのマインドは落ちない!
笑喜カメラマンの撮影は今日も光る。平尾スコアラーも、ありがとう!

6/11 第二節
試合前のアップの風景。こうやってたくさんの人が集まれる空間、感謝。

6/11 第二節
おや、撮ってばかりの笑喜カメラマンも、さすがに最後は映りたい?(笑)


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Posted by 京都上鳥羽UMAs at 23:48 │公式戦速報!