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2018年04月08日

《そこに行き着く必然のようなものは、実は既に空気として存在していた》

マスター(以下M):あ、また両替機に行ってる。まだ打つのか。

U番記者(以下U):これで9回目ですよ。延べ160球打ってる…。

M:監督、悔しかったんだろうな…。

U:見せ場でしたからねぇ。

M:でも、今日も色々見せてくれたよな。こんなにスリリングな試合ばかりしてたら、体持つかなあって、心配になるな。

U:ですね。記者としては冥利に尽きると言うか。。。

M:確かに、そうでもないと、つまらないよな(笑)。

U:1試合目の最後の見せ場は確かにあと一歩でしたが、実はそれは氷山の一角で、そこに埋もれた数々のドラマがありました。

M:ほう、記者から見てどの辺にドラマを感じたわけ?

監督(以下K):なあ、あともう1回やっていいか?

M:はいはい、気の済むまで。あんだけやけ酒した後なのに、良くバット触れるなあ。バッティングマシンも呆れてるぞ。

K:まだまだ!俺は燃えてるんだ!ちくしょー!

M:…行った行った(笑)。ごめん、続けて。

U:まず1試合目のスタメン。安田、梅垣、荒木、熊澤を欠いての試合でした。
  昨年の準Vの立役者がここまで不在だと、監督も気が気でなかった。

  ですが、それをカバーするに余りある気迫が感じられた。
  あの引き分けは、いくつもの相手の失策に救われたことが功を奏したものの、
そこに行き着く必然のようなものは、実は既に空気として存在していた。

  つまり8点差になって悲観していながら、このまま終わるわけがないと、
  内心選手達も思っていたはずです。

M:なるほどね。

U:尚輝の強肩で、今日もランナー指してましたよね。あの存在感は本当にチームの支えになっている。
 啓祐の投球術、今日は打ち込まれたけど、相手が悪かった。あの精巧さは今日も群を抜いていた。
 渡部も一番打者で多少戸惑いつつも、何だかんだで結果を残す。このバランスは監督にとってかなり救われている。
 澤を8番に据えたのは、裏四番というもう一つの意図が介在していた。それ以上に相手打者の情報を共有し、まさにfor the teamの鑑ですよ。
 享平の果敢な走塁で1点取りましたよね。あの機動力は今後のUMAsに必ず必要になります。
 稲葉の破壊力も本物でしょ?メジャー級が2試合目に8番を打つんですから。こんなの相手からしたら恐怖です。
 裕之の投手としてのあり方、そして柱としての存在感は凄いですよ。彼がいることで冒険も出来る。監督はある意味、彼に甘えてま

すからね(笑)。

M:凄い語るね今日は。しかもバッティングセンターで(笑)。

U:伊藤の三刀流、あんなに起用で爆発力ある選手、知りませんよ。四番で見事なクリーンヒット。言葉が出ない。
 尾崎の存在感は今日も秀逸でした。2試合目の同点タイムリーも、さすがですよ。2試合とも6番に据えた意味が分かります。
 監督自身も、守備でハッスルしてました。もってますね、良くも悪くも(笑)。まだまだ向上心がある、もっと上手くなろうとして

る。

M:だよな。でなければ、こうやってバッティングセンターで10回目の打席に立とうとはしないよな。

U:今日の引き分けは、昨年と全く同じタイミング。第四戦目で引き分けていた。

M:それも凄い話だな。昨年と同じペースってことか。

U:圧巻は今日の2試合目。ほぼフルメンバーで迎えたものの、かなり苦戦を強いられた。

M:いやほんと、そうなんだよ。全チームが優勝争いに食い込める状態にあるからね。

U:梅垣の機動力、荒木の打力、安田の安定感、熊澤の鉄壁ぶりは、やはりVを目指すUにとって欠かせない。
  それを2試合目で証明した。

M:澤、安田、伊藤。この3名が今季の4番を背負っているが、全く違うタイプだよね。この辺も今季の面白いところ。

U:歴代四番打者の顔ぶれを見ていると、その時のチーム事情が透けて見える。

M:確かに、そこにドラマを感じずにはいられないという(笑)。

U:今日ももれなく、成績云々に関わらず、全員いい仕事してましたよ。UMAs劇場も、だからこそ、輝くんです。

  今日の引き分けに追いついた試合も、2試合目の1点死守した好ゲームも、
  チーム全体が好循環、よい空気になっているからに違いないと思います。
  この士気を高め続けることが、チームに求められていますね。でも絶対、できる。

M:お。監督やっと気が済んだみたいだぜ。バット片付け始めた。…て、おいおい今度はお前がやるのか?

U:ええ。体当たり取材で、自らその場に立つことも重要でしょ?(笑)。案外打てたら、使ってくれたりして。

M:本気かよそれ。はは、こりゃまいった(笑)。

K:何であいつもバット持ってるの?俺もう気が済んだんだけど。

M:まあ、見てやれよ。お前の悔しさを、少しでも体験したいらしいぞ。

K:へぇ。あいつ、なかなか熱いとこあるじゃん。

M:何言ってるんだよ。熱いに決まってるだろ。でなかったら、ここまで着いて来ないぜ普通。

K:確かに。いやあ、まあ今日は悔しかったけど、いい試合してくれたよ。嬉しいね。胃は痛いけど。

M:もう既に十分、楽しませてもらってるよ。

K:いやいや、まだまだ。これからだから。

M:あれだろ、なぜ圧倒して優勝目指してるか、ちゃんと理由があるんだろ?

K :理由?勝ちたいからだろ、そりゃあ。

M :またまた、とぼけて(笑)。頑張らないとな!

K :さすが、お見通しか(笑)まあな!

M:胃痛胸焼けには、気をつけろよ。

K:…しかし、なってないな、あいつのスイング。どれ、俺が指導してやるとするか。

M:(笑)。

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Posted by 京都上鳥羽UMAs at 22:21 │徒然日誌