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2018年06月24日

6/24第五節

UMAs史上初、前半戦を無敗で折り返す快挙
《圧倒》が初夏の横大路に開花した



今日は、予感がしていた。

前半戦の最終戦、未だ負けなしはユーマーズただ一人。

前半戦を無敗で駆け抜けるミッションは、
今季のスローガン、圧倒(通称あっとぅ)を指してこれ以上の結果はない。

前日の大雨に憂いでいる暇はない、前半戦のラストバウト、やるしかないのだ!

横大路グランド、いつも横大路クラブさんの整備のなせる技、
バッチリのコンディションに感謝して、さあ、連戦に挑む!


第一試合
毎回得点、全員安打の快勝
投げては貫禄の裕之魔球冴え渡る


U 2350 10
N 2112 6

選評

先攻ユーマーズ。先頭梅垣選手の三塁打を皮切りに、
連打、タイムリーを積み重ねる。
久々4番の澤選手も、圧巻の2点タイムリー、
梅垣→安田→渡部の1.2.3連続タイムリーで押せ押せ。

投げては裕之投手、
辛くなっても自浄スキルで持ち直した、さすがMr.パーフェクト!

打って守って、理想の形で勝利をもぎ取る。
さあ、次が難関、豪打で唸る横大路だ。


第2試合
吉田親子、勝利を引き寄せた!
横大路とまさに熾烈なシーソーゲーム


Y 0300 3
U 3001 4

選評
先発は、技巧派啓祐投手。
前の試合で横大路の、爆発打線を目の当たりにしてか、
緊張の投球も、緩急で零封。

一方、遅れてきたメジャーリーガー稲葉選手のポテンタイムリー、
弟尚輝選手の犠牲フライなどで3得点。リードを作る。

2回、やはり横大路打線は爆発、すんなりと3得点をもぎ取られ同点に。

ここからのデッドヒートは、まさに球史に残る展開に。
互いの意地と気迫と、たまのユーモアで両チーム盛り上がりながら、
ゼロを積み上げる。

4回裏、先頭の享平選手、
3ボールからアウトローを流し打って、
俊足いかして一気にホームイン。待望の勝ち越しだ。

裕之投手が準備を進めるも、息子の殊勲に燃えないわけがない。
見事な緩急は回を重ねるこどに磨きがかかり、1点を守り抜いた。

投げ勝っただけでなく、全員で守り抜いた勝利、
そしてフェアプレーの横大路さんに感化され、
見事なナイスゲームを体験できた価値は大きい。

これで前半戦を9勝0敗1分、
見事な圧倒スローガンを達成した。

さあ、来月も強豪揃いだ、ハチマキを絞め直し、
後半戦もばく進するぞ!


前半戦の圧倒を祝うユーマーズ。まだまだ、我々は胸を借りる。


投球練習に余念がない啓祐投手。これが後で、成果になる。


  

Posted by 京都上鳥羽UMAs at 16:22公式戦速報!

2018年06月11日

《そのプロセスに人は魅了される》

番記者(以下U):観ていて興奮しました。サヨナラを2試合見せ付けられたら…

監督(以下K):こっちも、手に汗握りっぱなしで、寿命縮まった気がするよ。

U:勝因は何でしょうか。

K:シンプルに、諦めなかったことだと思うよ。
 つまり取られても取り返せると、どこかみんな思ってた。
 それが、打線を繋いでいった。

U:この連戦が、前半戦のまさに天王山でした。

K:うーん…確かに首位攻防に近い面もあったから、
 この2連戦は大事だったけど、もう、どこと戦っても、楽な試合は一切ない。

U:そうですね。他の会場でも、色んなことが起こっています。

K:こうなると、何が勝敗を分けるか、
 本当に精神面の勝負になってくると思っています。

U:どんな精神面が求められるでしょうか。

K:優勝したことないので分からないのが正直なところ(笑)
 でも正直、運かもしれない。

U:運!?

K:運とは、いかに天を味方につけるか、天と通じるか。
 かもしれないし、勝つ内容が重要な気がする。

U:ずっと仰っている、プロセスの重要性ですか。

K:そうだね。そのプロセスの中で、ソフトへの飽くなき姿勢と、
 勝つために感謝するんでなく、純粋に、こうして皆と戦えることの喜び。
 これを純粋に求め、貢献することじゃないかな。

U:勝つためではない、感謝。。。

K:例えばこのサヨナラ劇も、対戦相手がいなかったら無理だよね。
 こんな素晴らしい試合ができたのは、対戦相手とがっぷり四つで組めたから、
 いや「組ませてもらえたから」だ。

U:チームビジョンに、場・相手・家族とありましたね。

K:ここに立つことができるかどうか。
 いつもここは、戻らないといけない場所だと思う。
 強くなればなるほどに。

U:日大アメフト騒動、どうみますか?

K:何だ急に。

U:あの騒動からも、何かヒントがあるような気がして。

K:ヒントはある。本質と言ってもいいかもしれない。
 慣習として美徳とされてきた、体育会系の伝統によって、
 様々なスポーツは却って憂き目に遭ってきた。

U:UMAsが生まれたのも、そんな背景がありました。

K:よく知ってるね(笑)。体育会系の考え方で感謝している面もある。
 しかし、それはもう、今となっては幻想に近い。
 誰もが、敷居の低い中で、参加できるスポーツを求めていた。

U:プロゴルフの世界でも、褒めて伸ばすことが称えられたのは、、、

K:タイガーウッズだったね。彼がその今までの風習に頼らない育てられ方で
 世界制覇を何度も成し遂げた。彼も、スポーツの常識を変えた一人だった。

U:UMAsは、そんな体育会系のスポーツに風穴を開け、
 誰でも参加できる形を目指した。

K:野球したかったんだよ、当時は。
 だけど、素人から参画できて、女性も加わりやすいのは、ソフトボールだった。
 やってみたら、面白い。そういう流れだった。

U:楽しい空間が、基本であると。

K:楽しくない空間に、人は集まらない。
 そして、個々で楽しさの定義も違う。UMAsは今強いかもしれない。
 けれど、本当の強さは、ここからなんだと思うよ。

U:個々で楽しさは違うけど、チームとしてどう楽しい空間を作るか。
 何か、矛盾しているようで、難解な方程式ですね。

K:解はあるんだ。ややこしいものほど、答えは至ってシンプルだと思ってる。
 この一年は、感謝をベースに、その方程式をシンプルにしていく年かもしれないね。

U:まだまだ後半戦も試練の連続ですね。今後、どう戦いますか?

K:楽しい空間にすること、それによって人が集まる。
 それは、自分や自分のチームだけでなく、場と相手があってのこと。
 ここをズラさないことだね。させていただいている、
 相手あってのリーグ戦であるということに実直に向き合い、謙虚でありたいと思う。

U:なかなか簡単に勝てばいいということじゃ、ないんですね。

K:勝つだけで良いなら、最初からジャンケンでいいよ。
 そのプロセスに人は魅了されるんだから。
 しかし、今日も選手達の頑張りは凄かった…
 語りだしたら朝まで言っちゃうくらいの。また、機会を改めて…。

U:分かりました、どうもありがとうございました。

K:次節も頑張るよ。久々にフル出場したら体が痛い。

U:そうか、そうでした。試合でたんですよね(笑)。

K:そこ、笑うとこじゃないだろ。


  

Posted by 京都上鳥羽UMAs at 15:48徒然日誌

2018年06月10日

6/10第四節

奇跡のリベンジ劇、昨年の同カード連敗を払拭
2試合連続サヨナラ勝ちって、出来杉くんじゃないか



雨脚は遠のく事がなかった。
あと二日後とはいえ、この時点での降水確率90%、予想降水量6mm。

誰がこのときに、6/10の試合を描いただろうか。

運を味方にしたのか、
それとも運に見放された結果なのか。


曇り空でも極めて薄い層だ。
これはできる、戦える。


UMAsが現在「負けなし街道」を突き進んでいる(5/27時点)。

こういう一本道はUMAs、あまり得意ではない。


しかし、今季のスローガン、「圧倒」は、
誰も寄せ付けない一本道を求めている。

さあ、前半戦を無敗で圧倒するには、
今日の連戦はどうしても落とせない。

そして、、、皆さんは覚えているだろうか。

RT戦と威嚇戦の昨年同カード、
優勝戦線に黄色信号を転倒させたのは、この2戦の連敗がきっかけだった。


嫌な予感をお腹一杯に膨らませ、
それでも私たちは、永遠のチャレンジャーだ!



<第一試合>
見事なデットヒートを熊澤の大根切りで一刀両断
まさに“勝ち越し御免”のサヨナラ劇幕!



R 313 7
U 431 8

選評

この日、午前で助っ人出場していたUMAs5名が集合時間に遅参。
何とか審判には間に合わせたものの、梅垣選手がまさかの試合遅参確定。
尚輝選手の直前でのやむを得ないキャンセルもあって、
これで打順を大幅にずらし、臨時のリカバリーを目論む。

先発は裕之投手。午前の他試合では制球に苦労したが、
その余韻が途切れることなく、やや苦しくも3失点でとどめる。

しかしここは、打撃で猛烈な追い風を作り出すUMAs。
圧巻は澤選手の腰痛に悩まされながらの3ラン本塁打。

逆転するも、RT打線につかまって3回に3失点。同点で時間となり最終回を迎える。

ここで、途中出場初打席、舞い戻った核弾頭・梅垣選手の痛烈三塁打でチャンスを作り
サヨナラの場面。

RTが2つ敬遠を選び、満塁で熊澤選手に廻る。
その直前、何やらサヨナラランナー、梅垣選手とひそひそ話が始まる。

監督はノーサインを決め込み、ランナー内で自己完結させる
奇天烈作戦が開花する。

2球目の高めボール球を大根切りのエンドラン作戦。
フライにならなかったのがついていた…ライナーなら危なかった。

見事な作戦で梅垣選手ホームイン、サヨナラ劇だ。
辛抱の裕之投手も圧巻の敢闘賞もの、
これで何とか勝ちをもぎ取ったUMAs、単独首位に向けて難関はまだまだ立ちはだかる。



<第二試合>
今度は安田が吠えた!磐石のサヨナラ適打で2連勝、
昨年の払拭と、単独首位をもぎ取った(はず)


I 0 1 10 0 11
U 4 3 3 2 12

先発は技巧派・啓祐投手。見事な緩急と誘う球で2回を1失点、
見事な立ち上がりを見せる。

攻撃では、渡部→稲葉→荒木のクリーンナップタイムリー&犠飛や、
梅垣選手の圧巻ソロ、稲葉選手の猛打2打席連続三塁打などでRTを突き放す。

しかし、そう簡単にはいかない。
啓祐投手の球を幾度となくジャストミート、連打連打でまさかの一挙10得点。
6点リードが4点ビハインドに様変わりした。

これはまずい…誰もが思った、かもしれない。
しかしここでUMAsは諦めない。打ってつないで、いけるんじゃないかと。

残り試合5分、迫るリミットにも挫けず、
3得点であと1点まで迫った。

最終回、裕之投手が見事な零封リリーフで攻撃に託す。
弓指選手、享平選手、熊澤選手の安打で満塁。
ここで頼りになる核弾頭・梅垣のタイムリーで同点に追いついて、なお満塁。

打席には、第17代四番打者の安田選手、
全く球に逆らわない見事なセンター前で、劇的2試合連続のサヨナラ勝ち。

これで7勝0敗1分として、見事この天王山、
未だ土を踏まない状態を作り上げた。


日も暮れて、嘘のように止まった雨脚が、
UMAsのサヨナラ劇まで待ってくれていたかのように、
夕暮れになって雨を落とした。

Uの神様は知っている。
今日の劇勝と、舞い降りたUMAs劇場と、
その全てが必ず、Uにとっての最善であり、また必然であったと。


さあ、この波に乗って、次回は前半戦の最後、
ここで一気に後半戦の勢いを作り出そう!



まさかの2サヨナラ勝ちに盛り上がるUベンチ。まだまだ油断は禁物、あっとぅ!  

Posted by 京都上鳥羽UMAs at 21:34公式戦速報!