12/1 最終節

京都上鳥羽UMAs

2024年12月01日 17:16

最終戦に勝利し準優勝
稲葉200本達成に、四番捕手モーリーファンタジー



準優勝の「準」には、

みずもりという意味がある。


工事現場で使われるもので、

水平を計る道具だ。


全ての土壌は、

水平でなければ転げ落ちてしまう。


床が誠実で、平らで、水平であることが、

選手間の、

そしてチームのサスティナブルを育てるのである。


3年連続5度目の「準」優勝で幕を下ろした2024年。

まだ振り返るには少々早いが、

今年一年、どんな年でしたか?


12月1日の最終節は、

1試合のみの開催となる。

先日に対戦相手が棄権スレスレという危機もあったが、

何とか試合は成立した。


強さ楽しさもいいけれど、

試合ができるようにチームを揃えることは、

このリーグの義務である。


「準」で安定した土壌は、

長い年月とコミットを要する。


パリは一日にしてならずである。




さて、今日は昨年から恒例の「くじ引き」による守備と打順決めである。

100均で抽選ボックスまで用意した。100均らしく、折れ曲がっていた。


さて、驚きのスターティングオーダーはどうなったか。



第一試合
クジのオーダーも確かな安定感
稲葉のU史上3人目の200本安打達成


N 10100 2
U 2244 12

9稲葉
5弓指
7下垣
2盛本→上杉
3澤→香川→澤
6徳原
D渡部
4上田
8熊澤

1福田→啓祐→遠嶋

くじの抽選によって、まずは打順が決まる。
控えは25分~キャッチャーとファーストに振られる。
この2つの守備位置は、ボールのきやすい、出番の多い守備位置としてセットしている。

一喜一憂するユーマーズ戦士たち。
この意外性こそが、来年への軌跡をつくり、
「準」を生み出すのだ。

圧巻は、くじ運によって21代四番打者に鎮座した盛本選手。
しかも4番キャッチャーという引きの強さである。

その引きが結果にもつながる。
ランナー二人を置いてのタイムリー2塁打を放ち、
まさにモーリーファンタジー全開の展開だ。

また絶好調・稲葉孟史のミートグッバイをもろともせず、
3安打で200本安打を達成だ。
弓指・澤に次いで3人目の快挙である。

その後もタイムリーが続いて12得点。

投げては、くじ引きによって継投が決まり、
福田→啓祐→遠嶋の連携がうなる。

慣れない守備につき、
それぞれの守備の尊さを噛み締め、
最終戦を白星で飾る。


「準」は水平を意味しつつも、

準優勝はいつかの頂点に向けた一里塚だ。

そう、来年は20周年イヤーである。

そのつなぎとしては十分すぎる「準」を得た。


その後、ノックで特訓の後、

優勝チームと練習試合を実施した。


混ざって、騒いで、投げて、打って、

笑って、走って、輝いて。


こんな幸せ、他にあるだろうか。

遂にこの練習試合では、

ユーマーズ劇場を他チームにも伝染させてしまった。




次こそ負けぬと心に誓うも、

俺たちはユーマーズ劇場の演者である。


ただ勝つだけではない。

劇場を謳歌して勝つのである。

エラーもファインプレーも、

全て一つの「劇場」に昇華してしまう魔力だ。


試合開始を「ゲーム」と遂に言わなかったリーディン熊澤、
200本安打達成でチームを沸かした稲葉、
到着ギリギリで駆け足する若き40代の上田、
フラッシュ全開で投げて打った弓指、
四番キャッチャー、試練の未体験ゾーン突入の盛本、
外野のみならずボール拾いにも全力疾走の下垣、
眼鏡がずれても、ポッケから何か出ても安定感抜群の澤、
ルーキーにして稀有な存在感を放つ徳原、
DPとして見事な味方への野次を放つ渡部、
要所で柵越え、ぶれない香川、
もう一人の捕手にしてサードも軽快な上杉、
有田ミカンを小分けにする繊細な気配りの福田、
負傷から堂々たるカムバックで沸かせた啓祐、

そして、

オーストラリアへの旅立ちで、ユーマーズのオセアニア支部を創る。
より大きくなって帰って来るであろう、だからあえて、
さよならとは言わせないぞ遠嶋。

ユーマーズ劇場は、
この一人ひとりがあっての、大舞台なのだ。


2024年は、社会実験に明け暮れた。

アカデミーを「開講」し、

インターンシップ2期生も動き出し、

新しい価値を生むべく、

マルシェも田んぼ野球も、フルスロットルだ。



この体験こそが、ユーマーズ劇場だ。

劇場が多ければ多いほど、

ユーマーズ戦士たちの糧になる。



あれもこれも、

やりたがる理由は、それしかない。



ユーマーズでよかったと、

言えるチームをどこまでも目指し続けたい。



準優勝を悲しんではいけない。

みずもりは、20周年の足掛かりだ。



さあ、今年はそれぞれが活躍した年である。

年末恒例のユーマーズMVPは果たして誰の手に。

審査員は既に頭を抱えているのである。



11勝6敗1分の準優勝。

ユーマーズ劇場は、来年、20年を迎える。


試合後の記念撮影。逆光対策で撮ったのに、中央からフラッシュが。


グランド設営に余念がない。


最終戦のオーダーを今年もクジで決めた。しかも箱まで買って。


書かれたポジションに一喜一憂。DPで歓喜の叫びは渡部選手だ。


これが決まったクジのオーダー。四番キャッチャーが光る。


最後は練習試合。同門対決で盛り上がる。


ノッカーを引き受ける下垣選手と遠嶋選手。


試合後は、イオンモールで食事しながら話は尽きない。
ポンデリングどれがいい?




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