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スポーツ  |京都府南部

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2020年08月30日

8/30 灼熱の合同練習

地球が燃えていた。

きっと何人かは溶けたんじゃないかとさえ

思えるほどの灼熱の中で行われた

ホライズンの練習に、ユーマーズから

裕之投手、啓祐投手、渡部選手、弓指選手の

4名が参加し、プレ試合に汗を流しました。

汗を流したってなもんじゃない。

搾り取られたのでしょう、きっと(笑)

守備も打撃も本番さながら。

これで9月27日の開幕まで準備は整った!!


洛南病院グランドはまさに熱中症危険地帯。
しかしこの「熱さ」だけは開幕戦にがっつり輸入だ!  

Posted by 京都上鳥羽UMAs at 16:48オープン戦速報!

2020年08月02日

8/2 夏季最終節

コロナ禍の夏期リーグにUは何を見た
異常事態を乗り越えUは更に大きくなる



きっとあと10年後か20年後、

人類の歴史を振り返ったとき、

今年、2020年を素通りするわけには

いかなくなるだろう。

その理由は今更論を待つこともない。



…新型コロナウイルス。



未だに良くわからない手強い相手を前に、

リーグ戦もやむなく順延を決断。


この影響で不参加チームも生まれ、

リーグ戦自体も半期リーグ戦に切り替えた。


様々な例外、変化が起こった。

今までの通例が無残に崩れ、

限られた条件の中で必死にもがいた。


しかし人類の進化とは、

本来そういうものだった。

否、人類に限った話ではない。


生物は、過去何らかの感染したウイルスの遺伝子を

自らの遺伝子に取り込むことで突然変異を起こし、

進化の促進を遂げてきた。


人類の遺伝情報のうちの約半分は、

実はウイルスの侵入に由来する。

タンパク質はたった2%弱だ。


つまり、進化の途上で侵入したウイルスを

人類は半ば強引に取り込み、進化の糧にしたのだ。




2020年のコロナ騒動は、

人類の身体に限らず、

あらゆる思考の枠組みに

変化をもたらした。



STAY HOMEの効果を疑問視する声。

第二波の本格的な「再来」をおびえる声。



そんな混沌の中で始まった、

2020年の“夏季リーグ戦”。



結果的にUは3位。

4勝2敗。

今日の最終戦で優勝も視野に入れたが、

そうは問屋は卸さなかった。



しかし、ドラマは確かに存在した。

進化の爪あとは、

確実に2020年の遺伝子に、

刻み込まれた。



首位打者を寸前で逃した梅垣選手。

今日出なければ首位打者だった。

「今期はオープン戦ですよ。

 本来のリーグで覇者になることが肝心。」

その力強さに、一番打者の誇りを観た。


和歌山から駆けつけ、今日は三塁で足を負傷、

それでも足を引きずりながら守備についた

渡部選手の覇気に、Uは今日も力づけられた。


湿ったバットも、梅雨が明ければ関係なかった。

チームを牽引し、かつ良きパパとして

八面六臂の活躍を見せた尚輝選手も、

今季のUを支えた。



「あいつの出たい気持ちは分かる。

 俺も脚を怪我したとき、出たいと思ったから」


稲葉兄の思いは、今日も間違いなくバットに宿った。

イナバ物置き、100人乗っても、

もう足も心も折れることはない。


でっかい氷とありがたい飲み物を引っさげて、

チームの涼に貢献してくれた香川選手。

でっかいアーチだけでなく、

細かな心配りにナインが沸いた。


常に一つでも塁を進める、常に前のめりで挑み続け、

今日も韋駄天の如く駆け抜けた享平選手のガッツは、

チームに活気という風を送り込んだ。


フェアプレーを超えて、

もはや謙虚なほどに頭を垂れる上杉選手。

タッチもビックリの放物線でスタンドインさせたその意外性は、

まさにUのコンセプトそのものといっていい。


チームのことを考え、家族のことも考え、

そして仕事にも穴を開けない

尾崎選手のバランス感覚は、

チーム内への声かけ同様、

もはやUになくてはならないものになった。



Uのブルペンは、今年もフル稼働だった。



ヘルメットを磨き、今日も審判に駆けつけ、

そし灼熱のマウンドでも

涼しい顔で打者に向かう啓祐投手。


ピンチこそ自身を奮い立たせ、

自分をストイックに追い込み、

渋く結果を残し続ける裕之投手。



今日馳せ参じた11名のU戦士一人ひとりが、

それぞれの思いに立ち、Uのビジョンを生き、

血と汗と涙と氷にまみれてのリーグ戦“完走”は、


ユーマーズの進化の過程としては、

これ以上ない価値になったのだ。


モッツ戦のデッドヒートによる勝利と、

威嚇戦のシーソーゲームによる惜敗。


灼熱と、コロナと、

そしてユーマーズのマインドが

交差した8・2最終節は、

まさに見事なフィナーレを迎えた。


それは、結果に対しての見事な、ではなく、

進化につながる化学反応がUに訪れたということ。


コロナ禍に、

自らを奮い立たせたこと自体が、

まさにウイルスによる

化学反応を実現させるという、

プロセスにおける、フィナーレ。


ユーマーズに、スキなし。

進化本領に、スキなし。


本物を、見た。



//////////



マスター(以下M):あのさあ。

U番記者(以下U):なんですか。

M:このレポート、

 ほとんど試合内容書いてないじゃない。

U:いえ、しっかり書いてますよ。

M:だって、誰が打ったとか、誰が投げたとか、

 そういうの書くものじゃないの?

U:マスターも長いこと観てるのに、
 
 分かってないですねぇ。

M:何だそれ。

U:一人ひとりのドラマこそ、

 Uの試合レポートじゃないですか。

 個の集合体がチームですよ。

 今季は半分での開催でしたが、

 それぞれ見ごたえ十分でした。

 その見ごたえはどこにあったか。

 ユーマーズが創りました。それは確かです。

 でも。

M:でも?

U:そのドラマは、

 いわば一人ひとりが紡いだ軌跡です。

 残していったものは、

 確実に次のフェーズを見ている。

 個々の成長が花開いた意味で、

 クローズアップすべきは

 一人ひとりです。

 今日は、夏季最終節の8月2日に

 焦点を充てましたが、

 今日来れなかった選手一人ひとりにも、

 それは当てはまります。

 しかし、ユーマーズはもう、

 既にその先を見ています。

M:先って?

U:来季の新構想です。

 ユニフォームも、ロゴも、背番号も、

 一新する計画がささやかれています。

 しかも、より幅広く、

 充実した交流と活性化のプランも

 描いているそうです。

M:監督が?

U:こないだ、この店で色々言ってたんでしょ?

 単にロゴを変えるのではありません。

 未来を見据えたからこそ、

 ここでロゴを変える。

 変えることが目的ではなく、あくまでも

 ビジョンマップに沿った企画だと思っています。

M:ビジョンマップ?

U:いずれ今年中に明らかになりますよ。

 そのキーワードの一つが、

 選手一人ひとりにあるんです。

M:でゆーか、

 ホントに最後まで、試合のこと書かなかったな。

U:20周年に向けて、今から忙しくなりますよ。

M:いつか監督と一緒においでよ。

U:いや、ソーシャルディスタンスですから。

M:あ、なるほど。

 って、関係ないだろ。



まさにソーシャルディスタンスでの写真撮影。
って、あまりディスタンスっぽくない?


横大路のシンボル、紅白の煙突。秋季もまた、ここで集まれることを祈って。


試合前の高揚感を後ろから。このユニフォームも今季で見納め?
さあ、秋季に向けて出発だ! 


負けに不思議の負けなし。この悔しさが、財産になる。
   

Posted by 京都上鳥羽UMAs at 18:20公式戦速報!