京都上鳥羽UMAs公式ブログ

確かにそこに、龍はいた。


マウンドのど真ん中で、まるで

伸び上がる竜巻の荒々しさに沿うように、

天に向かってつき上がる龍だ。


しかしここ２年ほど、

龍は天界に身を潜めていた。


例えば天帝は、

天界で大暴れしていた孫悟空を下界に追放し、

山のような岩に500年間、閉じ込めた。

その孫悟空を救ったのは、

実は約束されていた三蔵法師だった。



あれからおよそ1400年。



さすがの天帝も、この龍だけは、

下界におろすのをためらったに違いない。

なぜなら龍には、高尚にして無双の使命が

あったからだ。

今もその使命は、龍の肩に担がれたままだ。


そんな昇り龍にとって、

ユーマーズの新ユニフォーム、

そして新コンセプトは、

かのマウンドに再び立つ理由としては、

もう十分だった。


この握られた拳が無言で語っている。

三蔵法師が、龍の目の前に現れたのだ。

そして龍は静かに叫んだ。

おれが、昇り龍なんだ、と。



いつまた龍が舞い降りるのか、

天帝は、本当に、

龍を再びあのマウンドに立たせるのか。

その使命は、

ユーマーズにどんな意味をもたげてくるのか。


2021年に、すきなし。

ユーマーズに、すきなし。



確かにそこに、龍がいた。


昇り龍こと伊藤研三選手の勇姿が、
ユーマーズを、照らす！