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2021年06月19日

決戦前夜《言葉ごときが 語れるものか》~どーでもいいUMAsよもやま話_03~



あれは今年の1月だったか、

ヨルシカが出した新曲がある。



「春泥棒」だ。



“動く小説”といわれている。


曲を聞いた後の、

小説を読み終わったみたいな、

切なく残る余韻が何ともいえない。。



言葉一つひとつが、妙な角度をつけて、

ビーンボールのように向かってくる。


しかしどこか、

儚さと移ろいを背負っている。



♪はらり、僕らもう息も忘れて
  瞬きさえ億劫

♪さぁ、今日さえ明日過去に変わる
  ただ風を待つ



軽快なのにしっかりとした足跡を遺す。

億劫という言葉がこんな風に心に迫るものかと、

日本語の深みをまざまざと感じさせられる。


春を盗むというタイトルの着想から、

既に非凡の塊なのである。


言葉が動き、踊り、

強さと儚さを内包する、春泥棒。



この歌の特徴であり、

心が離さない理由だろう。




さて、ユーマーズである。



《息も忘れて》固唾をのむ展開、

《瞬きさえ億劫な》くらいの劇場の妙、

《今日さえ明日に変わる》目まぐるしい戦局に、

《ただ風を待つ》の風に、UMAsの勝利を思い重ねる。


ここからの4連戦、

マジック4の状況下にありながら、

横一列に4チームが割拠する戦国時代。



…からの、残り4戦である。



過去の歴史を紐解いてみる。

2017年11月の後半戦、

勝てば優勝という場面でUの動きが固まった。

あと一歩、いやあと半歩、数ミリのところで

単独首位を逃し、

“同率首位の準優勝”という奇天烈な名誉とともに、

劇場の歴史を彩った。


あれだけリーグを大暴れした結果である。

この価値は、この劇場は、

4年たった今も、決して色褪せることがない。




しつこいようだが、

やがて2021年、6月。


…からの、残り4戦である。



こういうぎりぎりを這う経験が、

日頃から量産されるありふれたものなのだとしたら、

それは一体どこにあるのですかと聞いてみたい。



この場に立ったものにしか味わえない、

イッツ ミラクル ストーリー。



今日の雨は、きっと止むだろう。

明日、春泥棒はやってくるのか。

私たちが、春泥棒なのか。




ヨルシカは、唄っている。



♪愛を歌えば言葉足らず
 踏む韻さえ億劫
 花開いた今を言葉如きが語れるものか




ユーマーズの価値を、

言葉ごときが、

語れるものか。



6月20日、ユーマーズは、

言葉を捨てて、体で語る。



“動く感動”さえ、億劫。


決戦前夜《言葉ごときが 語れるものか》~どーでもいいUMAsよもやま話_03~


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Posted by 京都上鳥羽UMAs at 10:23 │徒然日誌