2024年11月17日
2024年11月17日
2024年11月17日
11/17 第九節
ユーマーズがまた一回り大きくなった
5度目の準優勝も今までとは格が違うのだ
1000年前の平安時代、摂関政治の全盛期を生きた
藤原道長が詠んだ、余りにも有名な歌である。
奇しくも今日、NHK大河ドラマ『光る君へ』では、
その歌を道長が詠んでいた。
早朝、三重から駆け付ける際に見せたあの月は、
道長が見た月である。
「欠けるところが何一つなし」というのは、
まるで今朝の満月を思わせる。
しかし、ユーマーズ劇場というものは、
そんな満月の如く、欠けたる事なしからは生まれない。
常にユーマーズ劇場は、
あらゆる人の「不足」から生まれる。
雨に降られ、田んぼ野球が無観客になる。
買い過ぎて余ったカレーでお腹を壊す。
ぬかるんだ田んぼに足を取られる。
部屋になだれ込み床で寝ることになる。
二日酔いに目がまわる。
目測を誤って転倒する。
1回13失点の山を築く。
ベースボールとは、
そういった失敗と失策を積み重ねて動いていくゲームだ。
欠けたる事「こそが」
ユーマーズ劇場の真骨頂なのである。
この日の2連敗で、
ユーマーズはかけがえのないものを手に入れた。
かけがえのないものは、
欠けたものから得るのである。
満月はユーマーズではない。
欠けた月こそ、ユーマーズである。
だから、選手は、輝く。
第一試合
弓指→遠嶋→啓祐のリレーが映える
安打重ねるもあと一歩届かず
U 5120 8
M 075- 12
8徳原
6渡部
2稲葉
9澤
D香川
4下垣
3上田
5福田
7盛本
1弓指→遠嶋→啓祐
初回の攻撃、連続安打で5得点。
先頭打者のデビュー戦、徳原選手の活躍が光る。
投げては6年ぶりの先発投手、弓指選手が初回零封を見せる。
しかしここからの猛追激しく、遠嶋投手が捕まる格好に。
最終回、遂に怪我から復活の啓祐投手が登板。
打者二人を締めたところで時間切れ敗退。
あと少しのところで追いつかず。
しかし十分な手応えを掴んだ。
第二試合
啓祐投手踏ん張るも届かず
本格復帰に向けて好発進だ
Y 13 4 3 20
U 0 2 6 8
6渡部
4下垣
2稲葉
9澤
5香川
8弓指
7盛本
3遠嶋
D山口
1啓祐→福田
確かに初回につかまった。13失点は本人不本意である。
しかし、マウンドに立てるかさえ危ぶまれた中から、
今日のこの登板を迎えられた意義は大きいのだ。
途中の追い上げも虚しく点差開いたまま終焉を見たものの、
この連戦はチームの在り方を今一度見つめることができた。
こうして試合ができる事。
こうしてみんなと集える事。
この一つ一つを置いて、これ以上のものがあろうか。
月は欠けているからこそ魅力を生む。
その月に満月を求めるよりも、
その欠けた有様に面影を落とすのである。
だから、ユーマーズ劇場が生きるのだ。
完璧とは退屈である。
この連敗で準優勝が決まった。
胸を張れ、俺たちは今日も全力でユーマーズを生きた。
この勲章さえあれば、
俺たちはどこでだってやっていける。
どこにいたって、つながれる。
たかが休日の野球くらいで何を言うかと笑うがいい。
会社組織ではない漸弱な集まりに、そんな団結を望めるはずがないと、
あざ笑うがいい。
事実、ユーマーズはたくさんの音信不通を生んできた。
信頼していたはずが、ぷいっと去っていった者を何度見てきたことか。
それでもこうして、ユーマーズがあるのは、
それでもこうして、ユーマーズを信じてくれる人が、
それでもこうして、いてくれているからだ。
やってやろうぜ。この際。
どうせ無理という言葉を根絶しようぜ。
泣いても笑っても、
12月1日で最終戦。
ユーマーズ劇場を、見せてやる。
「不足」という魅力に取りつかれた、
本当の意味の、望月を。
連敗でも腐らない。ユーマーズ劇場をなめるな。
前日の無限飯→無限酒でハイテンションの渡部選手。
負けていてもテンションが下がらない。ユーマーズの傾向。
初の球審に立つ下垣選手。パピネスはグランドにも。
見事は復活劇、啓祐投手。この雄姿こそユーマーズ魂。
5度目の準優勝も今までとは格が違うのだ
この世をば
我が世とぞ思ふ
望月の
欠けたることも
無しと思へば
1000年前の平安時代、摂関政治の全盛期を生きた
藤原道長が詠んだ、余りにも有名な歌である。
奇しくも今日、NHK大河ドラマ『光る君へ』では、
その歌を道長が詠んでいた。
早朝、三重から駆け付ける際に見せたあの月は、
道長が見た月である。
「欠けるところが何一つなし」というのは、
まるで今朝の満月を思わせる。
しかし、ユーマーズ劇場というものは、
そんな満月の如く、欠けたる事なしからは生まれない。
常にユーマーズ劇場は、
あらゆる人の「不足」から生まれる。
雨に降られ、田んぼ野球が無観客になる。
買い過ぎて余ったカレーでお腹を壊す。
ぬかるんだ田んぼに足を取られる。
部屋になだれ込み床で寝ることになる。
二日酔いに目がまわる。
目測を誤って転倒する。
1回13失点の山を築く。
ベースボールとは、
そういった失敗と失策を積み重ねて動いていくゲームだ。
欠けたる事「こそが」
ユーマーズ劇場の真骨頂なのである。
この日の2連敗で、
ユーマーズはかけがえのないものを手に入れた。
かけがえのないものは、
欠けたものから得るのである。
満月はユーマーズではない。
欠けた月こそ、ユーマーズである。
だから、選手は、輝く。
第一試合
弓指→遠嶋→啓祐のリレーが映える
安打重ねるもあと一歩届かず
U 5120 8
M 075- 12
8徳原
6渡部
2稲葉
9澤
D香川
4下垣
3上田
5福田
7盛本
1弓指→遠嶋→啓祐
初回の攻撃、連続安打で5得点。
先頭打者のデビュー戦、徳原選手の活躍が光る。
投げては6年ぶりの先発投手、弓指選手が初回零封を見せる。
しかしここからの猛追激しく、遠嶋投手が捕まる格好に。
最終回、遂に怪我から復活の啓祐投手が登板。
打者二人を締めたところで時間切れ敗退。
あと少しのところで追いつかず。
しかし十分な手応えを掴んだ。
第二試合
啓祐投手踏ん張るも届かず
本格復帰に向けて好発進だ
Y 13 4 3 20
U 0 2 6 8
6渡部
4下垣
2稲葉
9澤
5香川
8弓指
7盛本
3遠嶋
D山口
1啓祐→福田
確かに初回につかまった。13失点は本人不本意である。
しかし、マウンドに立てるかさえ危ぶまれた中から、
今日のこの登板を迎えられた意義は大きいのだ。
途中の追い上げも虚しく点差開いたまま終焉を見たものの、
この連戦はチームの在り方を今一度見つめることができた。
こうして試合ができる事。
こうしてみんなと集える事。
この一つ一つを置いて、これ以上のものがあろうか。
月は欠けているからこそ魅力を生む。
その月に満月を求めるよりも、
その欠けた有様に面影を落とすのである。
だから、ユーマーズ劇場が生きるのだ。
完璧とは退屈である。
この連敗で準優勝が決まった。
胸を張れ、俺たちは今日も全力でユーマーズを生きた。
この勲章さえあれば、
俺たちはどこでだってやっていける。
どこにいたって、つながれる。
たかが休日の野球くらいで何を言うかと笑うがいい。
会社組織ではない漸弱な集まりに、そんな団結を望めるはずがないと、
あざ笑うがいい。
事実、ユーマーズはたくさんの音信不通を生んできた。
信頼していたはずが、ぷいっと去っていった者を何度見てきたことか。
それでもこうして、ユーマーズがあるのは、
それでもこうして、ユーマーズを信じてくれる人が、
それでもこうして、いてくれているからだ。
やってやろうぜ。この際。
どうせ無理という言葉を根絶しようぜ。
泣いても笑っても、
12月1日で最終戦。
ユーマーズ劇場を、見せてやる。
「不足」という魅力に取りつかれた、
本当の意味の、望月を。
連敗でも腐らない。ユーマーズ劇場をなめるな。
前日の無限飯→無限酒でハイテンションの渡部選手。
負けていてもテンションが下がらない。ユーマーズの傾向。
初の球審に立つ下垣選手。パピネスはグランドにも。
見事は復活劇、啓祐投手。この雄姿こそユーマーズ魂。
2024年11月17日
11/16 無限飯(つじ農園様)ユーマーズ2年連続で!
三重の県境を超えた辺りだろうか。
早朝6時台はまだまだ暗い。
それは、長いトンネルを抜けた瞬間だった。
「わー、きれい」
薄暗い空を煌々と照らす満月が、黙って浮かんでいた。
月は不思議である。果たして空に浮いているのだろうか、
それとも追いかけてくるものなのだろうかと。
いつも浮かぶ月の影に、
先人たちは山のような歌を残した。
世代を超え、年代を超えて、
今日もひとつ、見事な月に出迎えられた。
これはユーマーズ劇場の連戦である。
三重県津市で開かれた無限メシに、ユーマーズ2年連続の参加である。
昨年、あの少年と約束したことを思い出す。
「来年、また来いよな」
あの日くれた200円はまだ倉庫にしまったままだ。
11月16日(土)三重のつじ農園さんのイベント、無限飯に参加、
そのまま飲み屋に深夜まで飲み続け、
翌朝は6時に出発、8時30分~の試合に挑むわけである。
「なんも感じひんわ」
同じ月を見ても、二日酔いで首を垂れるものからすれば、
月はあくまでも、ただの月である。サービスエリアの会話は弾む。
田んぼ野球も、言うなれば田んぼで投げて打ってという話である。
しかし、この田んぼで野球というユーマーズメソッドは、
確かに色んなことを教えてくれるのである。
今年の無限飯・田んぼ野球は結局ユーマーズが遊び惚けて終わってしまったが、
ポテンシャルの高さは間違いない。
可能性が1mmでもある限り、
ユーマーズはこれからも、このイベントに参加し続ける。
意味を問うのではない。効率を選択するのではない。
なぜそんなことを、というものを選ぶのである。
それが、ユーマーズ劇場なのである。
田んぼ野球に魅せられて、
来年もまた、この地に立つ。
今年来なかったあの少年とも、
会わなければならない。
田んぼの前にテントを張り、野球やろうぜ!しかし観客は誰も来ず、ユーマーズで野球を楽しんだ
やってみて改めて思うのは、ゲーム性が高い!不均等でぬかるんだ地面が面白さを演出する
2年連続で舞台を占拠したがっきー。パぴネスで会場を一つにした。
みんながみんなで喜び合い、楽しみ合う場所、それが無限飯だ。最高の機会に改めて感謝。
その後の飲み会で、つぶれる選手多数。翌朝に見た月は、ユーマーズの背中を押した。
早朝6時台はまだまだ暗い。
それは、長いトンネルを抜けた瞬間だった。
「わー、きれい」
薄暗い空を煌々と照らす満月が、黙って浮かんでいた。
月は不思議である。果たして空に浮いているのだろうか、
それとも追いかけてくるものなのだろうかと。
いつも浮かぶ月の影に、
先人たちは山のような歌を残した。
世代を超え、年代を超えて、
今日もひとつ、見事な月に出迎えられた。
これはユーマーズ劇場の連戦である。
三重県津市で開かれた無限メシに、ユーマーズ2年連続の参加である。
昨年、あの少年と約束したことを思い出す。
「来年、また来いよな」
あの日くれた200円はまだ倉庫にしまったままだ。
11月16日(土)三重のつじ農園さんのイベント、無限飯に参加、
そのまま飲み屋に深夜まで飲み続け、
翌朝は6時に出発、8時30分~の試合に挑むわけである。
「なんも感じひんわ」
同じ月を見ても、二日酔いで首を垂れるものからすれば、
月はあくまでも、ただの月である。サービスエリアの会話は弾む。
田んぼ野球も、言うなれば田んぼで投げて打ってという話である。
しかし、この田んぼで野球というユーマーズメソッドは、
確かに色んなことを教えてくれるのである。
今年の無限飯・田んぼ野球は結局ユーマーズが遊び惚けて終わってしまったが、
ポテンシャルの高さは間違いない。
可能性が1mmでもある限り、
ユーマーズはこれからも、このイベントに参加し続ける。
意味を問うのではない。効率を選択するのではない。
なぜそんなことを、というものを選ぶのである。
それが、ユーマーズ劇場なのである。
田んぼ野球に魅せられて、
来年もまた、この地に立つ。
今年来なかったあの少年とも、
会わなければならない。
田んぼの前にテントを張り、野球やろうぜ!しかし観客は誰も来ず、ユーマーズで野球を楽しんだ
やってみて改めて思うのは、ゲーム性が高い!不均等でぬかるんだ地面が面白さを演出する
2年連続で舞台を占拠したがっきー。パぴネスで会場を一つにした。
みんながみんなで喜び合い、楽しみ合う場所、それが無限飯だ。最高の機会に改めて感謝。
その後の飲み会で、つぶれる選手多数。翌朝に見た月は、ユーマーズの背中を押した。
2024年11月09日
11/8 第二回ユーマーズアカデミー開講
「未だによく分からない。」
アカデミーの打ち上げでそう呟いたのは、
誰あろうユーマーズメンバーなのである。
しかし、ここが大事だ。
ベースボールの危機を憂い、
上質な出会いが時に人生を変える事さえある不文律を思えば、
この「良くわからない事」の尊さを知るのである。
第二回目のユーマーズアカデミーは、
京都駅前という好立地によって20名ほどにご参加いただき、
経営者から行政から、学生から学校の先生から、
多様な方々が、「AIと人類学」に舌鼓した。
未来はいつも良くわからないところから始まる。
ユーマーズだって19年前に始まった場所は、
グリーンの映えるグランドでもなければ、
甲子園の観客スタンドでもない。
洋食屋の昼下がり、
晩秋の空を見上げたことが「原因」である。
アカデミーとしてユーマーズに入団し、
見事AIの可能性を披露した山下選手と、
人類学の深淵に手を伸ばし、
エスニックな世界観に誘った根岸選手の、
秀逸なプレゼンが今も脳裏に焼き付いている。
昨夜参加いただいた、
株式会社union.a (ユニオン・エー)社長、
ハンケイ500m編集長の円城様から頂いたお言葉である。
ユーマーズ劇場は、この先も、
私たちの、ユーマーズの「良くわからない事」に呼応していく。
なぜなら誰あろう私たちユーマーズメンバーが、
果たして何人、明確な未来を読み切ってこの場にいるのだろうか。
偶発にあやかり、やがて偶発を必然に変えてきた私たちが、
この先ずっとベースボールを堪能し、
素敵な出会いに満たされた人生を送り続ける事。
ユーマーズ劇場は、その他をおいて、
ない。
次回は1月17日(金)、
盛本選手が「環境」を語る。
南海トラフ地震によって私たちは何を背負うのか。
災害廃棄物とどう向き合うのか。
1月17日は奇しくも、阪神大震災の日である。
この日が「偶然」選ばれたということに、
私たちは何かしらの必然を引き寄せる。
ずっとずっと、笑顔でいられるためにも、
未来を、この私たちの手で。
20名余りの方にお越しいただきました。本当にありがとうございました。
山下さんのAI考察に唸る面々。初プレゼン制覇おめでとう!
ねぎやんの人類学は本当にオモシロイ。サモアで膝の上に座らせて(笑)。
そして、この素敵な場をお貸しいただいた、
フラットエージェンシー様には改めて感謝申し上げます。
この出会いもなければ、この素敵な場は成立しておりませんでした。
1月17日も、どうぞよろしくお願いいたします。
アカデミーの打ち上げでそう呟いたのは、
誰あろうユーマーズメンバーなのである。
しかし、ここが大事だ。
ベースボールの危機を憂い、
上質な出会いが時に人生を変える事さえある不文律を思えば、
この「良くわからない事」の尊さを知るのである。
第二回目のユーマーズアカデミーは、
京都駅前という好立地によって20名ほどにご参加いただき、
経営者から行政から、学生から学校の先生から、
多様な方々が、「AIと人類学」に舌鼓した。
未来はいつも良くわからないところから始まる。
ユーマーズだって19年前に始まった場所は、
グリーンの映えるグランドでもなければ、
甲子園の観客スタンドでもない。
洋食屋の昼下がり、
晩秋の空を見上げたことが「原因」である。
アカデミーとしてユーマーズに入団し、
見事AIの可能性を披露した山下選手と、
人類学の深淵に手を伸ばし、
エスニックな世界観に誘った根岸選手の、
秀逸なプレゼンが今も脳裏に焼き付いている。
目指されてるものが、すべてに対して、
やさしくゆるくて、とっつきやすくて、
間口が広いことに、感心してしまいました。
あんな感じでいろんなことが広がって、
思わぬ出会いに繋がると思いました。
昨夜参加いただいた、
株式会社union.a (ユニオン・エー)社長、
ハンケイ500m編集長の円城様から頂いたお言葉である。
ユーマーズ劇場は、この先も、
私たちの、ユーマーズの「良くわからない事」に呼応していく。
なぜなら誰あろう私たちユーマーズメンバーが、
果たして何人、明確な未来を読み切ってこの場にいるのだろうか。
偶発にあやかり、やがて偶発を必然に変えてきた私たちが、
この先ずっとベースボールを堪能し、
素敵な出会いに満たされた人生を送り続ける事。
ユーマーズ劇場は、その他をおいて、
ない。
次回は1月17日(金)、
盛本選手が「環境」を語る。
南海トラフ地震によって私たちは何を背負うのか。
災害廃棄物とどう向き合うのか。
1月17日は奇しくも、阪神大震災の日である。
この日が「偶然」選ばれたということに、
私たちは何かしらの必然を引き寄せる。
ずっとずっと、笑顔でいられるためにも、
未来を、この私たちの手で。
20名余りの方にお越しいただきました。本当にありがとうございました。
山下さんのAI考察に唸る面々。初プレゼン制覇おめでとう!
ねぎやんの人類学は本当にオモシロイ。サモアで膝の上に座らせて(笑)。
そして、この素敵な場をお貸しいただいた、
フラットエージェンシー様には改めて感謝申し上げます。
この出会いもなければ、この素敵な場は成立しておりませんでした。
1月17日も、どうぞよろしくお願いいたします。
2024年11月03日
2024年11月03日
11/3 新八防様、シルバード様との他流試合を敢行
久しぶりに、書いてきたブログの歴史を紐解いていた。
リーグ戦以外の練習試合は、いつぶりだろうかと。
ずっと辿って行ってもなかなか現れない。
その間、BBQや田んぼ野球や、
既に消えかかっている新入団の握手した写真や、
あれやこれやとユーマーズは劇場に手を伸ばしてきた。
やがて懐かしの「S.E.U」の文字が見えた。
そうだ、ここ以来、他流試合は、やっていない。
日付を見れば2018年5月6日。そうなのだ、
およそ5年半ぶりの、他流試合ということなのだ。
案の定、早朝の鳥飼北小学校で目撃した、
新八防さん、そしてシルバードさんの、
懸命な練習とグランド設営に脱帽する。
この方々に、今日は胸を借りる。
ワタシタチがこの5年間、
いわばずっと「鎖国」してきたわけである。
果たしてユーマーズ劇場は通用するのか否か。
何より、この場を作っていただいた
シルバードさん、そして、
今回の企画に乗っていただき、場所を提供頂いた、
新八防さんには、感謝の言葉しかございません。
この機会があったからこそ、
今日の劇場は生まれました。
山口ゆかりの「あと1センチ」ギリギリドライビングテクに始まり、
劇場製造機・上杉の超特急ホームインと優しさを省いた中継プレー。
針の穴を通す見事なトンネルも「餃子の王将」リサーチ力開化の香川に、
遅れてきた大打者・澤のバンザイファールフライ。
ミートグッバイの払しょくを誓った稲葉の胆力に、
リーディン熊澤の弾いた球もおてのもの。
80歳になってもフルスイング・義弘が餃子定食をたいらげれば、
そう、この日初めてユーマーズ劇場に触れた徳原選手のナイスプレーに沸く。
この日投手不在の穴を埋めたのは、
公式戦それこそ6年ご無沙汰の弓指“投手”。
初戦を5回1失点、二戦目を2回2失点という好投。
そして、公式戦に投げたことのない下垣“投手”が、
二戦目を3回3失点と、いずれも勝利投手となるのである。
劇場はこうして、様々な花を咲かせるのである。
日々「揺らし続ける事」で、芽生えるのである。
そして萌芽はただそれだけでは生まれない。
この場がある事、新八防さん、シルバードさんがあっての、
花なのである。
さあ、再来週の11月16日(土)は二度目の無限飯、
無限に米を喰らい、田んぼを駆け回り、
朝まで飲んだ後は、優勝のかかった横大路グランドなのだ。
劇場は常にスタンバイされている。
今日という日に感謝して、
ユーマーズ劇場を、謳歌する。
《初戦》
●新八坊-UMAs〇
8熊澤
6下垣
7上杉
4徳原
2稲葉
5香川
D義弘
3上田
9澤
D→9山口
1弓指
《二戦目》
●シルバードーUMAs〇
1→4下垣
9→D山口
8徳原
6熊澤
5上杉
2稲葉
4香川
3上田
D→9澤
D→1弓指
今日の集合写真。中央が徳原選手。次節の参戦も約束してくれた。
ユーマーズ入団確定や!
がっきー投手がマウンドで大暴れ。この新鮮さも練習試合ならでは。
こんな素敵な場に本当に感謝です。
新八防さん、シルバードさん、本当にありがとうございます。
2024年10月30日
10/27 第四回 ユーマーズ杯(shogi)開催
なぜユーマーズが「盤上の格闘技」に手を出すのか。
理由は大きく二つある。
一つは晴耕雨読である。雨が降ったら試合ができない。
ただでさえ練習嫌いなユーマーズである。
雨で流れる分、ユーマーズ劇場がフィジカル的に遠のく。
雨「だから」遠のくのを、
雨「でも」遠のかない施策として、このユーマーズ杯はある。
そしてもう一つ。
どこでどんな出会いが待っているか分からないのである。
事実、全く関係ないイベントで話していたら繋がった。
関係ないということが、関係を生み出すのが偶発性の妙である。
あえてもう一つ言うならば。
インターンシップ生、モーリーこと盛本選手の得意技が
「将棋」であったことだ。
第四回ユーマーズ杯、
前回は初めて王座が流出した。
実力者・福島王座に立ち向かうは、予選を勝ち抜いた猛者のみだ。
猛者…といっても戦ったのは前王者・盛本選手と、
何でも嚙みたがる弓指タイトル管理委員長。
詳細は画像に譲るとして、
今回は本将棋ではなく、変則将棋。
秀逸で複雑でオモシロイにもかかわらず、
あまり流行っていない「京都将棋」
酔象という古来の駒を中央に残した「朝倉将棋」
そして弓指委員長が開発し、7万円をかけて作ったとされる、
5×5マスの「デビューできなかった」ボードゲーム
「ころり花筏」
この3種目で争われた。
10月27日、合計3時間に及ぶ激闘を制したのは、
前王者の盛本選手。返り咲きを果たした。
晴耕雨読の盤上倶楽部は、
この先も新しい機会を得るべく、
ユーマーズ杯を掲げて発展を企図する。
その姿勢こそがユーマーズであり、
不確実を生き抜く魂こそ、ユーマーズ劇場なのである。
次回は年末と王者は言った。
しかし今回の戦いは結局人を集めきれなかった。
どうする、モーリー。
成長はいつも、こうしたところから
芽生える。
新王者に委員長からトロフィーが渡される。
次の展開はどうなる?
この3種目で争われた。右から「京都」「朝倉」「花筏」。
唄う時は「きょうとーおーはらさんぜんいん」(女一人より)
と同じリズムでどうぞ。字余り。
新王者・盛本選手を「勇界」表紙から。
【過去の変遷】
ユーマーズ杯選手権の変遷(通称U王)
2023年7月15日
初代決定戦(種目:本将棋)京都府宇治市・弓指管理委員長自宅
〇盛本怜太郎-●弓指義弘
※盛本怜太郎が初代ユーマーズ杯選手権者(一期獲得)
2023年11月12日
第二期U王戦(種目:本将棋)三重県津市・正寶寺
〇盛本怜太郎-●藤本愛吉
※盛本怜太郎が初防衛(二期獲得)
2024年6月15日
第三期U王戦(種目:本将棋)京都府京都市・伏水酒蔵小路
●盛本怜太郎-〇福島明彦
※盛本怜太郎二度目の防衛失敗。福島明彦が二代ユーマーズ杯選手権者(一期獲得)
2024年10月27日
第四期U王戦(種目:京都将棋・朝倉将棋・ころり花筏)京都府京都市・iランドん京都駅前ステーション603
●福島明彦-〇盛本怜太郎
※福島明彦初防衛失敗。盛本怜太郎が三代ユーマーズ杯選手権者(三期獲得)
理由は大きく二つある。
一つは晴耕雨読である。雨が降ったら試合ができない。
ただでさえ練習嫌いなユーマーズである。
雨で流れる分、ユーマーズ劇場がフィジカル的に遠のく。
雨「だから」遠のくのを、
雨「でも」遠のかない施策として、このユーマーズ杯はある。
そしてもう一つ。
どこでどんな出会いが待っているか分からないのである。
事実、全く関係ないイベントで話していたら繋がった。
関係ないということが、関係を生み出すのが偶発性の妙である。
あえてもう一つ言うならば。
インターンシップ生、モーリーこと盛本選手の得意技が
「将棋」であったことだ。
第四回ユーマーズ杯、
前回は初めて王座が流出した。
実力者・福島王座に立ち向かうは、予選を勝ち抜いた猛者のみだ。
猛者…といっても戦ったのは前王者・盛本選手と、
何でも嚙みたがる弓指タイトル管理委員長。
詳細は画像に譲るとして、
今回は本将棋ではなく、変則将棋。
秀逸で複雑でオモシロイにもかかわらず、
あまり流行っていない「京都将棋」
酔象という古来の駒を中央に残した「朝倉将棋」
そして弓指委員長が開発し、7万円をかけて作ったとされる、
5×5マスの「デビューできなかった」ボードゲーム
「ころり花筏」
この3種目で争われた。
10月27日、合計3時間に及ぶ激闘を制したのは、
前王者の盛本選手。返り咲きを果たした。
晴耕雨読の盤上倶楽部は、
この先も新しい機会を得るべく、
ユーマーズ杯を掲げて発展を企図する。
その姿勢こそがユーマーズであり、
不確実を生き抜く魂こそ、ユーマーズ劇場なのである。
次回は年末と王者は言った。
しかし今回の戦いは結局人を集めきれなかった。
どうする、モーリー。
成長はいつも、こうしたところから
芽生える。
新王者に委員長からトロフィーが渡される。
次の展開はどうなる?
この3種目で争われた。右から「京都」「朝倉」「花筏」。
唄う時は「きょうとーおーはらさんぜんいん」(女一人より)
と同じリズムでどうぞ。字余り。
新王者・盛本選手を「勇界」表紙から。
【過去の変遷】
ユーマーズ杯選手権の変遷(通称U王)
2023年7月15日
初代決定戦(種目:本将棋)京都府宇治市・弓指管理委員長自宅
〇盛本怜太郎-●弓指義弘
※盛本怜太郎が初代ユーマーズ杯選手権者(一期獲得)
2023年11月12日
第二期U王戦(種目:本将棋)三重県津市・正寶寺
〇盛本怜太郎-●藤本愛吉
※盛本怜太郎が初防衛(二期獲得)
2024年6月15日
第三期U王戦(種目:本将棋)京都府京都市・伏水酒蔵小路
●盛本怜太郎-〇福島明彦
※盛本怜太郎二度目の防衛失敗。福島明彦が二代ユーマーズ杯選手権者(一期獲得)
2024年10月27日
第四期U王戦(種目:京都将棋・朝倉将棋・ころり花筏)京都府京都市・iランドん京都駅前ステーション603
●福島明彦-〇盛本怜太郎
※福島明彦初防衛失敗。盛本怜太郎が三代ユーマーズ杯選手権者(三期獲得)
2024年10月20日
2024年10月20日
10/20 第八節
耐えがたきを耐え、忍ぶ恋で連勝手繰り寄せた!
ユーマーズまだまだリーグを盛り上げる
生成AIが世間を沸かせたとしても、
裏金問題が選挙の争点であったとしても、
ユーマーズ劇場は「休まない」。
それは、久々のグラント設営に舞い上がった弓指監督が、
ベースを忘れて家と上鳥羽を往復した午前8時から始まっていた。
区民運動会でミートグッバイの稲葉選手。
腹痛にもがいたせいでセンターフライ追いつかなかった熊澤選手。
腰を痛めながら不屈の闘志で試合に駆けつけてくれた啓祐投手。
皆そうやって、ユーマーズ劇場を生きている。
今この瞬間も、瞬時に過ぎ去る今を、
ユーマーズ戦士たちは劇場に変えて捉え直す。
前回の2連敗は既に忘却の彼方である。
そんなことはもう、どうでもいいのである。
上鳥羽グランドはユーマーズの聖地、
準優勝の常連になりつつあるユーマーズの、
甘酸っぱい想い出の詰まったグランドである。
否、思い出は「どうでもいい」。
今ここを、生きるのだ。
ユーマーズ、首位を追撃せんと、欲す。
<第一試合>
裕之投手リベンジ成立!
首位攻防で意地を見せた
I 001 1
U 337 13
8熊澤
6渡部
2尚輝
D稲葉
5香川
9澤
7弓指
3上田
4福田
1裕之→土居
前回の悪夢を一瞬で打ち消した裕之投手。
初回こそ連打浴びるも2回零封で首位をピシャリ。
圧巻の投球でユーマーズを支える。
打っては連打連打で止まらない。
特に秀逸は3回。相手のエラーから始まり走者一掃。
ただの準優勝では終わらないユーマーズが、
後半戦でリーグをかき回す。
<第二試合>
福田投手、5回1失点!
2連勝で後半戦を追い上げる
8熊澤
6渡部
9澤
D稲葉
5尚輝
4香川
7土居
3上田
2弓指
1福田
S 00010 1
U 0130- 4
結果的に5回のフルセットまで進んだ。
それだけ効率的に、福田投手の球が冴え、
テンポよく投げた証拠である。。
結果5回を4安打1失点、福田投手の開眼である。
打つ方はやや苦しめられたが、
満塁から弓指選手の疑惑の?死球押し出しに始まり、
香川選手・土居選手の連続タイムリーで4得点。
そのまま逃げ切った格好、
福田投手の大活躍の賜物である。
歴史は作られる。
首位に食らいついたユーマーズが、
あと3試合、まだまだリーグを盛り立てる。
澤選手が差し入れてくれたグミを頬張る。
この酸っぱさは、まさに、青春の味。
甘酸っぱい想い出の詰まったグランドで食べるには、
あまりにも暗示的であり、必然であった。
甘い進展は望まないのだ。
ユーマーズ劇場はどこまでも、甘酸っぱい青春を走る。
10勝4敗1分けとしたユーマーズ、
首位の威嚇が残り2試合を連勝すると
ユーマーズの優勝はない。
しかし、威嚇が1敗や1分けなどがあった場合、
ユーマーズ如何で優勝戦線は分からない。
次節の11/17で2連勝がマストだ。
その前夜は三重県で無限飯である。
これを、ユーマーズ劇場と呼ぶのである。
甘酸っぱい、青春の味である。
試合開始直前のグランドづくり。U戦士が誠実に、石灰なしで白線を引く。
ユーマーズまだまだリーグを盛り上げる
生成AIが世間を沸かせたとしても、
裏金問題が選挙の争点であったとしても、
ユーマーズ劇場は「休まない」。
それは、久々のグラント設営に舞い上がった弓指監督が、
ベースを忘れて家と上鳥羽を往復した午前8時から始まっていた。
区民運動会でミートグッバイの稲葉選手。
腹痛にもがいたせいでセンターフライ追いつかなかった熊澤選手。
腰を痛めながら不屈の闘志で試合に駆けつけてくれた啓祐投手。
皆そうやって、ユーマーズ劇場を生きている。
今この瞬間も、瞬時に過ぎ去る今を、
ユーマーズ戦士たちは劇場に変えて捉え直す。
前回の2連敗は既に忘却の彼方である。
そんなことはもう、どうでもいいのである。
上鳥羽グランドはユーマーズの聖地、
準優勝の常連になりつつあるユーマーズの、
甘酸っぱい想い出の詰まったグランドである。
否、思い出は「どうでもいい」。
今ここを、生きるのだ。
ユーマーズ、首位を追撃せんと、欲す。
<第一試合>
裕之投手リベンジ成立!
首位攻防で意地を見せた
I 001 1
U 337 13
8熊澤
6渡部
2尚輝
D稲葉
5香川
9澤
7弓指
3上田
4福田
1裕之→土居
前回の悪夢を一瞬で打ち消した裕之投手。
初回こそ連打浴びるも2回零封で首位をピシャリ。
圧巻の投球でユーマーズを支える。
打っては連打連打で止まらない。
特に秀逸は3回。相手のエラーから始まり走者一掃。
ただの準優勝では終わらないユーマーズが、
後半戦でリーグをかき回す。
<第二試合>
福田投手、5回1失点!
2連勝で後半戦を追い上げる
8熊澤
6渡部
9澤
D稲葉
5尚輝
4香川
7土居
3上田
2弓指
1福田
S 00010 1
U 0130- 4
結果的に5回のフルセットまで進んだ。
それだけ効率的に、福田投手の球が冴え、
テンポよく投げた証拠である。。
結果5回を4安打1失点、福田投手の開眼である。
打つ方はやや苦しめられたが、
満塁から弓指選手の疑惑の?死球押し出しに始まり、
香川選手・土居選手の連続タイムリーで4得点。
そのまま逃げ切った格好、
福田投手の大活躍の賜物である。
歴史は作られる。
首位に食らいついたユーマーズが、
あと3試合、まだまだリーグを盛り立てる。
澤選手が差し入れてくれたグミを頬張る。
この酸っぱさは、まさに、青春の味。
甘酸っぱい想い出の詰まったグランドで食べるには、
あまりにも暗示的であり、必然であった。
甘い進展は望まないのだ。
ユーマーズ劇場はどこまでも、甘酸っぱい青春を走る。
10勝4敗1分けとしたユーマーズ、
首位の威嚇が残り2試合を連勝すると
ユーマーズの優勝はない。
しかし、威嚇が1敗や1分けなどがあった場合、
ユーマーズ如何で優勝戦線は分からない。
次節の11/17で2連勝がマストだ。
その前夜は三重県で無限飯である。
これを、ユーマーズ劇場と呼ぶのである。
甘酸っぱい、青春の味である。
試合開始直前のグランドづくり。U戦士が誠実に、石灰なしで白線を引く。